2-2 ページ4
・
『お疲れ様ですー』
伊｢あ、おつかれ〜。会議すぐ始めっけど大丈夫？｣
『大丈夫ですよ！すぐ用意しますね』
オフィスに着くと数人のライターと動画出演チームが執務室にいた。動画チームはこれから企画会議をして、それぞれの企画を持ち寄り、内容を練る作業をする。
週に1回のこの会議は大体4,5時間を要するため、終電帰りか、そのままオフィスに残って一夜を明かすことが多い。
今日の会議も例に漏れず遅くまでかかり、時計を見ると23時30分を指していた。
渡｢もうこんな時間か〜〜｣
『まぁ、終わって良かったよね。こうちゃん今日帰る？』
渡｢いや、今日はもうちょい作業したいんで泊まっていきます｣
『そっか〜、じゃあ僕ももうちょいやろうかな』
伊｢おー、勤勉なのはいいが無理はすんなよ〜。ちなみに俺はこれからここでサッカー見るから、静かな方がいいなら別室行ってな｣
『相変わらずですねほんと』
須｢あんたこそそのサッカー観戦の時間睡眠に回しなさいよ｣
伊｢これも俺のルーティーンだから！！｣
何だかんだほとんどのメンバーが残るようなので、作業は早めに切り上げて、皆でお酒を飲みつつ執務室でゆっくりすることになった。
伊｢うわっ！まじかあれ反則にならんの？？｣
福｢伊沢うるさ｣
伊｢すげぇ直球に言うな一応ここの社長だぞ！｣
福｢はいはい｣
須｢久々にこんな集まって飲んでんだから少しはこっちに入ってこいって言ってるんだよ福良くんは｣
福｢なんか勝手に翻訳された｣
伊｢なら素直に言ってくださいよ福良さん〜｣
福｢いや、俺の意思じゃないし！｣
伊沢さんがうるさくなるのは目に見えていたし、明るいから僕はそれでもいいのになぁなんて思っていると、こうちゃんがボードゲームを持ってきて、伊沢さん達も混ざって結局みんなでやることになった。
いつも通りのメンバーでいつものように盛り上がることが、何故かこの上なく嬉しかった。
それと同時に思い出す夕方の違和感。あれがどうにも胸に引っかかっている。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「QuizKnock」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きちでーす(プロフ) - 浅間さん» この作品を読みました。スミマセン・・・これからの更新も楽しみにしています！ (2020年3月31日 10時) (
レス) id: dee570b2ba (このIDを非表示/違反報告)
浅間(プロフ) - きちでーすさん» コメントありがとうございます。内容の都合で本作では名前は藍で固定になってます。苗字のみ変えていただく設定ですので、ご了承ください。 (2020年3月30日 19時) (レス) id: 2921f9dd64 (このIDを非表示/違反報告)
きちでーす(プロフ) - 初コメ失礼します。名前変換をしても、設定では「藍」という名前になっているのですが・・・ (2020年3月30日 17時) (レス) id: dee570b2ba (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 浅間さん» いえいえ〜 (2020年1月16日 15時) (レス) id: 96cb70a1d2 (このIDを非表示/違反報告)
浅間(プロフ) - 鈴さん» 外していたはずなのですがいつの間に……ご指摘ありがとうございます！ (2020年1月15日 20時) (レス) id: 2921f9dd64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：浅間 | 作成日時：2020年1月13日 23時
