Call me back again【短編集】

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渡｢俺は今日初めてあそこに行ったんですけど、めっちゃビックリしましたよ｣
『？？何に？』
渡｢働いてる人数です。店員さんが6、7人いたんですよ｣
福｢俺も言われてから気づいたけど、思い出してみて多かったのは確かかな｣
渡｢山本さんは？さっき行った時を思い出してみてください｣
『…あ、たしかに』



お店が狭く感じた理由に、人が多かったというのもあった。単純に夕方のコンビニは客が多いというのもあるが、制服を着ている人もかなり多くいた気がする。



渡｢おかしくないてすか？テレビであんなにコンビニの人手不足が問題視されてるのに、あの店舗の人の多さ｣
『言われてみれば…。でもたまたまあの店舗の近所の人で働きたい人が多いからかもしれないよ？』
渡｢だとしても、普通は人件費を考えて従業員のシフトはなるべく削りたいってなるんじゃないかなって｣
福｢その周りの店舗はそんな事ないのにね、確かになんであの店舗だけなんだろう。オープニングスタッフが溢れかえってるとか？｣
渡｢それも、同じ理論で削れるはずですよ…ほんと、何でだろって考えたら止まらなくなってたんですよ｣
『なるほどね…』


ここの人達は日常に落ちてる疑問を拾うのが本当に上手いというか、色んなことに気付く。
毎日たくさんの刺激を受けられるこの場所が僕はすごく好きで、だからこそQuizKnockをもっと大きくする手助けがしたいと思う。

今日の話題はコンビニの経営戦略で盛り上がりそうだな、と感じながら自分のパソコンを開いて仕事を始めた。







…to be continued.




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普段と趣向の違うこちらは、次回長編作の0話になります。
見てわかる通り、山本さんメインの話です。
何なら主人公が山本さんです。

恋愛要素が入るかはまだ分かりませんが、ちゃんとしたお話を書いているので、長編始まりましたら読んでいただけると嬉しいです。
もう少しだけお待ちください。

この短編集もゆるく更新していくつもりなので、今後ともよろしくお願いします！



浅間

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