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03. ページ4

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「だる、」

朝御飯替わりのモンエナをコンビニへ来たは良いがのの、何故か凄く混んでいた。何とか会計を済ませ駅へ向かう。道中に後輩が見えた。

「山本…?」

「あっ川上さん!おはようございます!」

「おはよ、一緒にオフィス行こうか」

「はい!」

元気に返事する後輩が、少し黒く見えた。

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その後は山本と他愛もない話に花を咲かせながらオフィスに向かっていた。そう、途中だった。山本が振り向いたと思ったらナイフを振ってきた。まぁ、もちろん避けるが。

「あーあ、避けられちゃった」

「当たり前だろ」

「伊沢さんや福良さんは一撃でやられたって聞いたけどなぁ」

「…死にたくないので。さっさとやっつけますよ」

「それは僕の台詞かな?」

そんな台詞を言いながらナイフを僕の方に刺して来る山本を避けつつ、どうやったらナイフを奪えるかを考える。隙あらば奪う。これはイケる。謎の確信が生まれては自然と左口角は上がる。隙を見極め、奪う。途端、山本の胸に突き刺す。

「かはッ、なんで、僕が」

「死にたくないからと言った。山本じゃない事も気付いていた。今回は…まぁ、負けだろうけどね」

「っ…殺し方は綺麗に…」

「そりゃあ…死体は綺麗なままの方が美しいだろう?」

こう考えてしまう自分はサイコパスか?そんなことはどうでもいいが山本を地面に叩き付け、追い討ちを掛けるために自らの手で首を絞める。途端、死んだのか血が黒くなる。ほぉ、ドッペルゲンガーはこんな生態なのか、面白さにまたもや口角が上がる。ドッペルゲンガーに見向きもしない世の中。ドッペルゲンガーを殺す世の中。俺はその世界で生きる意志を貫く。

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黒酸塊(カシス)(プロフ) - YUKARI♪さん» あわわわ、ありがとうございます!これからも頑張って行きます! (2019年11月29日 21時) (レス) id: 0fe8ef6c05 (このIDを非表示/違反報告)
YUKARI♪ - イベントのYUKARI♪です!コメント遅くなってすみません!文章の書き方,感情の表し方…凄かったです!!迷わず高評価させていただきました!! (2019年11月29日 6時) (レス) id: a01ec1bc5c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒酸塊(カシス) | 作成日時:2019年10月27日 0時

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