モテ期2 (ページ6)

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仕事が終わり、何故か今部長とふたりきり

緊張する...

坂本「健はお調子者だからな。すぐ変な事をしでかす。」

『まぁ、そこが長所でもあるんですけどね。』

と健くんを庇ってしまった私

坂本「健を庇うのか？はぁ...」

頭を抱えられてしまった。

なんでだ？？

坂本「お前は誰のものなのか...教えてやらないと」

くるっと私のほうをむいてそう言った。

『何言ってるんです？』

坂本「二人きりのときくらいさ...タメ口で構わないよ。」

怖い怖い怖い怖い！

笑顔が夜のせいでもあるけどめっちゃ怖い！

後ずさりをしていく。

ついに背中は壁に当たり逃げられない。

『部長...怖い。』

坂本「へっ？あぁ悪い。」

いつもの部長には戻ったけど距離は縮んでいく。

そして私の横に手をついた。

坂本「多岐。お前は俺のものだからな？」

『えっ？』

坂本「この先健や剛にいじめられたら俺に言え。すぐに守ってやるから。」

『部長？？』

坂本「それと...健とあんまり親密になるなよ。」

顔が変わった。

『どうしてですか？？』

坂本「俺が...嫉妬するからに決まってんだろ。」

ほんのりと赤く染めて部長は言った。

『はーい。』

私は冗談でさっきまで言ったのだと思い腕の下を潜ろうとしたら今度は足が出てきた。

『まだあるんですか？！』

坂本「俺の本気がわかってないみたいだな。」

『えっ...？』

坂本「まぁいい。今日はこれで許してやるよ。」

そう言って私の頬にチューをした。

『...部長最低！！』

私は驚きのあまりそう言ってしまい、部長の顔を1発平手打ちをして家に帰宅した。