モテ期

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すこし寝不足のまま会社へ


『おはよ...ふわぁ...』


三宅「昨日は眠れなかったの？」


『うん...』


三宅「そっか...大変だね。」


『あの坂本が悪いんだよ...残業なんかさせるから』


坂本「悪かったなぁ...？残業なんかさせて」


やば...聞こえてた。


『すいません』

坂本「仕事しろよー。」

『はーい。』


仕事をしているとスケジュール帳に何かを書き込んだことを思い出した。


カバンの中を漁って、スケジュール帳を取り出して確認


『部長！ちょっと出かけてきます！』

坂本「えっ？あぁ、行ってらっしゃい。」


長野さん達の会社で...メンテナンスをするんだった。


走ってロビーまで行ったところで、剛さんとばったり会った。

森田「おぉAさん。」

『あっどうも！すいません急いでるので！』

森田「待って！」


えー！待てないよ！


と思いつつ急いで振り向くと缶コーヒーを投げた。


慌ててキャッチをする。


森田「ナイスキャッチ！！」


親指を立ててニコッと笑った。


『ありがとうございます！！』

森田「頑張れよ！！」


走っていく私に剛さんはそう声をかけてくれた。

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