モテ期

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急いで会社へ帰り、食堂でご飯を食べる


遠ーくに見たことある人物が...居るような気がする


そういえば...掃除のおじさんがイケメンだとか...


1度も見かけたことはないけど


食べ終わり、部署へ戻る途中またしても見た事があるような人がいた


通り道の脇を掃除していて、まぁ通れなくもない


横目で掃除のおじさんをチラッと見つつ部署へ戻る


三宅「遅かったね。」

『うん。ちょっとV商会の復旧に行ってて...』

三宅「えっ？それで長野くんいたの？」

『長野さんはV商会の社員さんだけど...』

三宅「そうだったんだ！初耳！！」

『ていうか長野さんと知り合い？』

三宅「うん！この近くにね今は無いんだけど食堂があったんだ。そこの店主」

『へぇ...』


意外な経歴に驚いていると


坂本「こら！私語は禁止！」


坂本部長に怒られてしまった


黙って仕事をしてると


?「坂本くん。ゴミ箱。」


坂本「おぉ。待ってろ。」


掃除のおじさんが来たのであろう


待てよ...？声が誰かとそっくり


?「サンキュ。」

坂本「最近大丈夫か？」

?「ん？別に。井ノ原くんの所行くのが楽しみになってきてる。」

坂本「へぇ...好きなやつでもできたの？」

?「まぁな。」

『部長だって...私語使ってんじゃん。』


小声でつぶやく


坂本「多岐。あとで会議室な」


うわ来た。


理不尽な呼び出し


『部長。自分の言ったことは守ってください。私語使うなと言ったのは部長です。』


作業をしながら答える


坂本「これはだな...！」

?「あぁ。ごめん悪かった。俺もう行くわ」


掃除のおじさんが去った後


坂本「細かいこと気にしてたら出世しないぞ？」


部長が私をいびる


『別に出世しようとは思ってないのでー』

坂本「お前な！」

三宅「坂本部長。静かに！」


ついには健くんに叱られ、部長は口を閉じた


勝ったな...！

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