対話 ページ8
暫く、煉獄さんに押し倒されたまま無言でじっとしていると、
煉獄「聞いていいか？A･･･」
そう言われて、手を引かれて起こされた
A「････はい」
煉獄「君は･････俺が怖いか？」
そう言って煉獄さんは真っすぐに私の目を見た
A「･･････う･･･あの･･･正直････怖い･･･時もあります」
煉獄「そうか･･･例えば、「今」とかか？」
にこりと煉獄さんが笑う
A「････」
私は目をそらして黙り込んだ
煉獄「俺は、純粋に君が好きなだけなんだがな」
そう煉獄さんは、少し切なそうな顔をして言った
A「そ、そうですか」
煉獄「生まれてきて、色々な人間と関わってきたが･･･こんなに･･･想い焦がれた人間は初めてだ」
A「･････煉獄さん･･･」
煉獄「君の声も、姿も仕草も全てが愛しいと思う･･･俺は君が欲しい･･･君の隣にいる男は俺であってほしいと思う。」
静かに、落ち着いた声でそう言う煉獄さん
A「煉獄さんは、とても素敵な人だと思います。真っすぐで、男らしくて･･･恐らく鬼殺隊の隊員の方や、他の方たちで煉獄さんを慕っている人はたくさんいると思うんです････そういう方たちがいるのに、なぜ煉獄さんが私を好いていてくれているのか･･･私にはまったくわからなくて･･･」
煉獄「何を言う！君は全てにおいて魅力的な女性だ！あとは･･････そうだな、君に惚れたきっかけは･･･笑顔だったな」
A「笑顔････？」
煉獄「君は覚えていないかもしれないが、悲鳴嶼の飼っている猫を撫でて居る時、君は小さな猫を慈しむように笑っていた！俺はその笑顔を･･･俺に･･･俺だけに向けて欲しいと思ったんだ」
A「･･････そうでしたか」
煉獄「俺は君が思っている以上に、君が好きだ、愛している。君が疑うなら何度でも言おう、俺は君を１番愛している、誰よりも大事にしたいと思っている。この気持ちは、周りが･･･君がなんと言おうと変わらない。」
そう、まっすぐに自分の想いを伝えてくれた煉獄さんに
私は真摯に答えなくてはと思った。
A「わかりました･･･私も、恋愛がわからないと逃げないでちゃんと考えてみます。」
煉獄「ああ、ありがとう、A！君のそういう真面目な所も大好きだぞ！」
A「･････はい」
煉獄「･･･もう夕方か、そろそろお暇しよう、またなA」
そう言って、煉獄さんは私の屋敷を後にした。
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蜜璃 - ねはんちゃんさん» ありがとうございます！ (2020年10月26日 7時) (
レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
ねはんちゃん(プロフ) - 蜜璃さん» コメントありがとうございます 今度お読みいたします！ (2020年10月25日 18時) (レス) id: dd13a8fbca (このIDを非表示/違反報告)
蜜璃 - 煉獄さん、格好良くてキュンキュンするわ！私も簪が欲しいわ！ (2020年10月25日 8時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
蜜璃 - ねはんちゃんさん» https://uranai.nosv.org/u.php/novel/zansin/ ←URLです。題名は覚悟してくださいね！許しませんから！【鬼滅の刃】です！ (2020年10月25日 8時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
蜜璃 - ねはんちゃんさん» 初めまして！甘露寺蜜璃です！私、小説を書いているのだけれど、是非読んでほしいの！ (2020年10月25日 8時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねはんちゃん | 作成日時：2020年10月20日 0時
