検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:46,209 hit

押してだめならもっと押せ みたいな。 ページ14

狭い家での、煉獄さんとの同居生活が始まって二日目

それぞれ二人とも任務があったので支度をして行こうとしていた所だった。
けど

A「・・・・えっ!?なに!?」

なぜか煉獄さんが、玄関に立ちはだかっていて出れない。

煉獄「A!!まだだ!!!」

A「え?どういうことなんですか?」

煉獄「任務に行く前にAを抱きしめたい!!」

A「いや、いや・・・私急いでるんで・・・・その・・・・」

煉獄「・・・」

その場にいる煉獄さんは意地でも動かなそうだった。
なので私は

A「あっ!あそこに冨岡さんが!!」

と言って適当に指をさす
そして煉獄さんが、

煉獄「む!?」

と振り向いている隙に
そそくさと脇からするりと玄関を出た

A「嘘です!!あの!!!戸締りだけお願いします!」

そう言って私は逃げるように玄関から出て行ったのであった。

――そして、その夜

A「・・・・・これで鬼は全員倒しましたね」

伊黒「あぁ、予定より早く終えたな」

A「ですね」

伊黒「報告書は鴉につけて飛ばしたから、これで終了だな」

A「ですね、伊黒さん、ありがとうございました」

蛇柱、伊黒さんとの共同任務を終えて
私は刀を背中へしまった。

伊黒「相変わらず優秀な働きぶりだな、A」

A「恐縮です」

伊黒「任務も早く終えたし、この後飯でも・・・」

と伊黒さんが言いかけた直後、
私は背後から出てきた人影に腕を掴まれた。

その人影の正体は言わずとしてもわかる

A「ひぇっ・・・」

煉獄「A、やはりここに居たな!!!」

伊黒「煉獄・・・!?」

煉獄「すまない!伊黒!Aには俺がすでに夕飯を用意している!!」

と、私の意志をスルーしてそのまま煉獄さんは私を肩に抱えた

A「ちょ、ちょっ・・・煉獄さん?あの?」

煉獄「任務ご苦労だったな!!!ではまたな!!伊黒!!」

そう言ってそのまま煉獄さんは私を抱えて走り出した

A「じ、自分で走れますし!!!!!!落ちる落ちる落ちる!!!怖いです!!煉獄さん!!」

煉獄「大丈夫だ!!愛しいお前を俺が手放すわけがないだろう!!!」

A「いやそうじゃなくて!!!さては人の話聞いてないですね?!」

煉獄「夕飯は魚を焼いてあるからな!!!!!!楽しみだろうA!!!」

A「・・・・(だめだこのひと・・・)」

なんてやりとりをしているうちに
家に着いて、
家に着いた頃には私はへとへとだった。

押してだめなら押し倒せ みたいな。→←独占欲



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
165人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

蜜璃 - ねはんちゃんさん» ありがとうございます! (2020年10月26日 7時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
ねはんちゃん(プロフ) - 蜜璃さん» コメントありがとうございます 今度お読みいたします! (2020年10月25日 18時) (レス) id: dd13a8fbca (このIDを非表示/違反報告)
蜜璃 - 煉獄さん、格好良くてキュンキュンするわ!私も簪が欲しいわ! (2020年10月25日 8時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
蜜璃 - ねはんちゃんさん» https://uranai.nosv.org/u.php/novel/zansin/ ←URLです。題名は覚悟してくださいね!許しませんから!【鬼滅の刃】です! (2020年10月25日 8時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
蜜璃 - ねはんちゃんさん» 初めまして!甘露寺蜜璃です!私、小説を書いているのだけれど、是非読んでほしいの! (2020年10月25日 8時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ねはんちゃん | 作成日時:2020年10月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。