84.食堂へ ページ6
「やあ、Aちゃん。元気ないって聞いたけど大丈夫かい。」
急に現れた土井に肩がビクつく。ぼけっとし過ぎて気づかなかった。
『大丈夫だよ。それより、なんか用か。』
土井「特にないんだけど、強いて言えば一緒にお昼食べない？」
『あー…あまりお腹空いてないんだ。』
どうしてか朝にスープをもらってから全くお腹が空いていない。いや、もらう前もそこまで空腹だったわけでもないけど。
土井「食欲がないのか。やっぱり体調悪いじゃないか。」
『いや、別にそんなんじゃないよ。』
土井「朝もスープしか飲んでないんだろ。おばちゃんから聞いた。」
『わ、私寝不足だとあまり食べれないの。ちゃんと寝たら治るから。』
あまり心配させるのも良くないと思い、とっさに誤魔化す。
土井「ふーん。ってことは午前中寝なかったんだな？」
『うっ。』
土井「はぁ。午後はちゃんと寝ること。後、少しだけでも何か食べなさい。」
『…わかった。』
土井「それじゃ、食堂行こっか。」
Noと言わせないと言わんばかりの笑顔でそう言う。
『はい…』
。
ー食堂ー
食堂「あら、土井先生にAちゃん。」
「まだどのランチも残ってるわよ。どれにする？」
土井「私はBランチで。Aちゃんは食欲がないみたいなんです。」
食堂「あら、それは大変。何なら食べれるかしら。雑炊かさっきのスープとかならまだ材料があるけど。」
『さっきのスープなら少し食べれるかも。』
食堂「じゃあ作って来るから待ってて。」
「土井先生はAちゃんと同じタイミングでいいかしら。」
土井「はい。ありがとうございます。」
「じゃあこっち座って待ってよ。」
『うん。』
食堂の隅に座る。
まだお昼になったばかりなのか生徒がたくさんいる。まだ会ったことのない生徒達から私を睨みつけコソコソと話し出す。
はぁ、うざ。
土井「ごめんな。」
今のが声に出てたのか態度に現れてたのか定かではないが気を遣わせてしまったようだ。
『気にしないで。慣れてる。』
土井「そっか…」
眉を8の字にする土井。最後のは余計だったかな？
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きゅー(プロフ) - 結さん» ありがとうございます！そろそろ更新頻度あげたいと思ってるので頑張ります！映画!!すごく！楽しみ！ですね！！！ (5月9日 23時) (
レス) id: 95cf1cf323 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 夢主かっこいいし、面白いです！続き楽しみに待ってます^o^頑張って下さい！あと映画楽しみですね(о´∀`о) (5月9日 16時) (レス) @page22 id: ddd45912ba (このIDを非表示/違反報告)
きゅー(プロフ) - おじいちゃんパンチさん» わーい 頑張って続き描きますよォ！ピクニック編では夢主には癒してあげたいとこです。 (4月27日 21時) (レス) id: 95cf1cf323 (このIDを非表示/違反報告)
おじいちゃんパンチ - ピクニック編気になりすぎる (4月25日 19時) (レス) @page17 id: 14d47f2dfd (このIDを非表示/違反報告)
きゅー(プロフ) - おじいちゃんパンチさん» わああああああ！！！ありがとうございます！！たくさん更新できるように頑張りますねぇぇぇぇぇ！！！ (3月18日 1時) (レス) id: 95cf1cf323 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゅー | 作成日時：2024年2月20日 9時
