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スッキリとした目覚め。
体を起こして見渡せば知らない場所。
『…、ほんまるじゃない…。』
ああ…、そうだ、私、生まれ変わったんだ。
ベッドから降りると、黒いコートが床にばさりと落ちた。
慌ててそれを拾い上げて畳み、ベッドへと置いておく。
窓際に近付きカーテンを開ければ、青空が広がっていた。
『…あさ？』
私…朝まで寝たの？
…迷惑かけ過ぎた。
後ろでガチャリと扉が開き、反射的に枕元の前田を手に取った。
「あれ、起きてたんだねAちゃん。」
『…おさむおにいちゃん？』
「おはよう。」
『お、おはよう…ございます…。』
どういう状況か分からずおろおろとしていれば、クスクスと治お兄ちゃんは笑った。
「Aちゃんお腹空かないかい？昨日は夕飯を食べていなかっただろう？」
『えと…、お腹…少し空いた…かも？』
「そっか、じゃあこっちに用意しているから、準備が出来たらおいで。」
『は、はい。』
洗面所を借りて、顔を洗い、歯を磨き、服を着直し、髪を整える。
…あとでお風呂も借りたい…。
ちょっとした決意を胸に隣の部屋へと移動すれば、広い部屋の真ん中にテーブルがあり、その上には洋食から和食まで様々な食事が並べられていた。
「Aちゃんの好みがわからなかったから、取り敢えず一通り用意させたよ。好きな物を食べるといい。」
『こんなにたくさん…。』
嫌いなものはないけれど、食べきれる量ではない…。
御手杵や同田貫たちがいてくれたら、いっぱい食べてくれるのにな…。
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Hi！ - はじめのエリスちゃんの言葉にやられました。好きです！ (2019年7月14日 23時) (
レス) id: f98b79cb93 (このIDを非表示/違反報告)
しの - マッジで面白いねんけど 更新待ってますね (2019年7月12日 0時) (レス) id: 5129f74190 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - わさまんさん» それに気が付くとは…。知られたからには…。 (2019年6月24日 21時) (レス) id: 6b81268271 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - silentさん» ありがとうございます。いいことがあって悪いことがあったら次はまたいいことが来ますよ。例えば賽子6・6とか。 (2019年6月24日 21時) (レス) id: 6b81268271 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - KISH○W推し(女)さん» ちゅやはいいぞ。 (2019年6月24日 21時) (レス) id: 6b81268271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カノン | 作成日時：2019年6月6日 19時
