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そんなことを言えば、一瞬彼の息が詰まる。顔が青冷めていく。胸元を掴んでこちらに引き寄せれば、抵抗もなく、鼻先が触れ合う距離に彼。
恐怖で伏せられた瞼が、支配欲を掻き立てる。微々たる震えが伝わってくる。ぐっ、と唇を押し付ければ瞼に込もる力が増した。ぷるぷると震える睫毛は長い。唇が触れるだけのキスなのに、その時間は異様に長く、目の前の彼は苦しそうに胸板を叩く。下手くそ、なんて思いながら口を離せば咳き込むのだから、ほんとに初だなあとつくづく思う。
｢ ……、っ、う、｣
振り払われた腕は行き場を無くし、ソファに落ちる。嗚咽と共に彼は口を押え、ゴホゴホと咳き込んだ。
｢ ……ああ、ダメなんやっけ、そういうの ｣
人に性的興奮を抱かない、というのはぼんやりとした話でだけ聞いていたものだから、と言い訳。
ま、知らんけど。
｢ ご、ごめ ｣
ついに泣き出してしまった彼を眺めながらさてどうしようか、と考える。このまま宥めても良いのだがそれでは腹の虫が収まらない。彼の腕を引き、そのまま自分の好きなように抱き潰すという酷く私欲的な方法しか思いつかず。結局、そのまま泣く彼の腕を引き、寝室へと進む。寝室には男性が1人寝るのに少し大きめのサイズのベッドがある。その場所で事をするのにはしんどいものもあるかもしれないが、あまり深く考える脳は無い。適当に彼をベッドに放る。酷く脅えた目でこちらを見るものだから、何だか興奮してしまう。自然と上がる口角を抑えながら彼に問う。
｢ なぁ、2番に抱かれる気分はどうなん？ ｣
もう言葉も発することは無く、ふるふると首を振るだけになってしまった。ただの人形である。仕方が無いので唇を割るようにしてキスをすれば彼はまた瞼を閉じるのだから、仕方の無い人だとどこか同情をしてしまう。
＊
真っ赤な頬に流れる涙。多分、それは生理的なものではなく不安やら恐怖やら、きっと自分に向けられた何かなんだろう。声を抑えるために必死に口を閉じる彼を長めながら、純粋無垢、という言葉が浮かんだ。
きっと今までこういうことはしたことが無いだろう、同性異性関係なく、人に性的興奮を覚えたことが無い、ということ。
｢ ……っ、あき、｣
声を掛ければ、少しだけ微笑み返してくれる。彼なりの優しさだろうと思うが、それが更に罪悪感を掻き立てる。
｢ ……、｣
そして何か言いかけて口を閉じた。何が言いたかったのかは分からない。
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ゆ(プロフ) - |´･-･)さん» わあ！！！！どっちも書きます（えちいのすきなので）催眠の方は特にしていないならこちらの方で決めて書きますが大丈夫ですか？ (2020年11月8日 23時) (
レス) id: 2556eaca40 (このIDを非表示/違反報告)
|´･-･) - もし！！万が一！！キメセクも書いていただけるのならば！！お相手はsnさんを所望します！！図々しいですね自覚済みですすみません！！ (2020年11月8日 23時) (レス) id: cd2139a8c4 (このIDを非表示/違反報告)
|´･-･) - とてもえちくて好きです……。ぜひ主様の書く催眠×××を読ませていただきたくコメント失礼します。ぜひ…！！ぜひ催眠モノを…！！(大事なことなので2回) キメセクか催眠か迷いましたが催眠でお願いします。お相手お任せしますのでなにとぞ……。 (2020年11月8日 23時) (レス) id: cd2139a8c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - こくじらさん» えっ……えちですね……？？！？ 書きます……ありがとうございます〜！！！！！！ (2020年11月7日 21時) (レス) id: 2556eaca40 (このIDを非表示/違反報告)
こくじら(プロフ) - 大好きです（）リクさせてもらいます！shaさんと主君とのやつで煽ったらｸﾞｼﾞｭｸﾞｼﾞｭにされて煽り返された的なやつで……お願いしまs (2020年11月7日 7時) (レス) id: fa64697c6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ | 作成日時：2020年10月31日 22時
