だれのもーん？Ⅴ (ページ21)

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案の定、1時間ほど残りのメンツでゲームに没頭してるけど騒いでも起きる気配のないふたり。

てか黒ちゃんよくあんながっつりA乗ってるのに寝れんな笑

星「俺シャワー浴びてこよ」

長「えー、じゃあ俺も」

ってもうみんな帰る気なんてなくて完全みんなでお泊まり会コースにテンション上がってるわたと深田がまじうるせえ笑

竜「はーい！わたアウト！！！笑」

渉「お前まじうぜえ！！！笑」

こういう時間がいちばん幸せ感じるし楽しい。

竜「湧くん、次俺と勝負！！！」

湧「俺！お前にはぜってぇ負けねえから！」

こいつらといればまだまだ青春してんなって思うし、まだまだ子供心を忘れないのはこいつらがいるから。

星「湧、手伝う」

お風呂を上がれば、まだ片付けてなかったお鍋とか食器たちは湧と深田とわたが片付けてくれたのかもう綺麗な状態でソファーで寝てる黒田とAをどうしようかと試行錯誤してる湧。

湧「このままだとさすがに2人とも体痛めそうだからベッド連れてくからA連れてってもらえる？」

って言葉にAを抱きあげればがっちり繋いでる手。しかも恋人繋ぎで。そんなふたりをみて俺らの頬もゆっるゆっる。

湧「かわい」

ちょっと胸が痛むけどさすがに一緒には連れて行けないから手を離せばAの手が寂しくなったのか俺の服を掴む。

Aをベッドの奥側に寝かして布団をかければ気持ちよさそうに寝てて俺もちょっと眠くなる。癒しの塊すぎ。

湧「ほら黒ちゃんもうつくから歩いて」

って湧の声にドアの方に顔を向ければ湧に支えられながらもほぼ寝てる黒田がよたよた歩いてくる。

湧「はい、A寝てるから」

黒「んー、A」

Aって名前に反応したのかAの横に入ってすぐAの頭の下に手を突っ込んで抱きしめてまた手を繋いでるからほんとに寝てる？って感じ笑

湧「黒ちゃんのAセンサー怖いわ笑」

って笑いながらも黒田にも布団をかけて電気を消してる湧。

やっぱ湧って面倒見いいよね。

たまにはこんな休日も楽しい。

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