だれのもーん？Ⅴ (ページ16)

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異色と異色ページ16

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雛「ねね、稲葉くん」

稲「…はい」

雛「ねぇなんで離れるの」

稲「Aちゃん近い」

雛「そうかなー？」

って首を傾げてる小悪魔ちゃん。

稲葉のある意味天敵。嫌いとかそんなんじゃなくて尊すぎて近づけない神的存在らしい。

雛「稲葉くん今日ブログー？」

稲「まぁ、そうです」

はたから見たら稲葉の対応が塩すぎる笑

悠「あ、Aちゃんじゃん」

って過保護お兄ちゃん組が居ないのをいいことにAちゃんの横にベッタリ座って肩に腕を回してる悠仁。

稲「ねぇ、悠仁辞めなよ」

悠「なんで」

稲「そんな気安くAちゃんに触んないで」

でた。稲葉の番犬モード。しかも悠仁限定。笑

これが俺らの中では超面白い。

悠「お前自分がAちゃんに触れないからってそんなん言うなよ！ねー？Aちゃん俺のこと好きでしょ？」

雛「悠仁好きだけど稲葉くんも好きだよー？」

って稲葉の腕にちょこんと手を乗せたAちゃんにショート寸前な稲葉。

悠「Aちゃんかわいい」

悠人が次はAちゃんの頬を触ろうとすれば稲葉がパシッとその手を掴む。

悠「痛い痛い、馬鹿馬鹿！！！」

稲「まじ！それ以上したら怒るよ！」

雛「え！稲葉くん怒るの？？」

稲「あ、違います違います。怒んないですよ、」

ってほんとカオスすぎる空間に笑いをこらえるの必死な俺に勉強してる山井の手も完全に止まってる。笑

雛「もう悠仁ちかーい」

なんて言いながらちょっと空いてた稲葉の方に寄るAちゃんに超顔真っ赤になってる稲葉。

雛「悠仁、黒ちゃんは？」

悠「んー？あっちで深田たちとゲームしてたよ」

雛「悠仁連れてってー｣

手を伸ばしてるAちゃんの手を悠仁が掴もうとすれば稲葉が制御と言わんばかりに悠仁の手を掴む。

雛「あ、ごめん、悠仁とっちゃだめだよね｣

って完全に勘違いしたAちゃんは「星輝ー！！」ってお菓子を食べてる星輝の元に走っていく。

悠「お前さー！笑」

稲「俺絶対勘違いされた」

悠「俺とAちゃん今いい感じだったじゃん！」

稲「絶対悠仁といい感じはないから！！！！」

悠「は！？お前せめてAちゃんと目見て喋れるようになってから反論してこい！！」

っていつものようにプチ喧嘩の稲葉と悠仁。

こいつらほんとおもろすぎだろ。そこに異色のAちゃんが混じれば更におもろい笑笑

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