だれのもーん？Ⅴ (ページ11)

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俺だって癒されたいページ11

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俺の横ですやすやちょっとお口を開けて、それでも可愛い顔をしている寝てる姫ちゃん。

お腹にはさっき｢黒ちゃんの楽屋行ってくるからA起きたら教えて｣って楽屋を出ていった湧さんのブランケットがかかっていて無防備に緩く握ってる手がかわいい。

かわいい顔を見て癒されて、姫ちゃんが寝る様子を観察しながらも携帯をいじっていたら、ガチャっと扉が開く。

湧さんが帰ってきたのかなって扉の方を見れば、珍しい人。

青｢かわこうどうしたの｣

皇｢いや、Aなにしてるかなって｣

青｢会いに来たんだ｣

皇｢その顔やめてよ笑｣

青｢いやー別に、たまにはかわいいところもあるなって｣

皇｢たまにってなによ笑｣

エアベットで寝てる姫ちゃんの横に座って指で姫ちゃんの頬なでなでしてるかわこう。

あ、今の顔絶対かわいいと思った顔。

青｢珍しいね｣

皇｢いや、元気かなって｣

青｢さっき会ってたじゃん笑｣

ちょっと照れくさいのか話をはぐらかすかわこうかわいくない？

青｢で、ほんとは？？｣

皇｢まぁ、暇だったしたまたま前通ったからAの顔見ようかなって｣

青｢癒されにきたんだ｣

皇｢まぁ、そんなとこ｣

ふーんって携帯をまた見れば｢ニヤニヤしないで！｣ってなかなかのボリュームで言うから｢姫ちゃん起きちゃう｣って言えばすぐに口に抑えて、姫ちゃんの髪の毛を撫でてるかわこう。

こういうとこかわいいよね。

雛｢んー｣

少し携帯を見ていて姫ちゃんの声が聞こえたからまた姫ちゃんの方に目を向ければ完全に頬杖ついて寝転んで姫ちゃんのお腹をとんとんしてるかわこう。この人絶対意思あって姫ちゃんに会いに来てるじゃん笑

青｢うちのこと戯れるの1分100円だよ｣

皇｢じゃあ30分で｣

ちょっとふざけて言ってみたら意外とのってきたかわこうは頬を指で撫でてる。

青｢疲れてる？｣

皇｢んー、まぁ課題やらないといけないし、やることいっぱいあるし、でも別に楽しんでやってるよ、まあでもそろそろエネルギーチャージしとこうかなって、黒ちゃんの楽屋から湧の声聞こえたし｣

ね、ほら故意的だったでしょ？？

皇｢俺もたまにはゆっくり癒されたいの｣

って珍しい言葉にさすがに2人にさせてあげようと俺も楽屋をでる。

まぁ、このあと10分後戻ればかわこうも爆睡でついつい写真撮っちゃったのは俺だけの秘密で。

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