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数時間前、しげはまだいつも通りだった。
淳太をいじって、�陲舛磴鵑鬚い犬辰董⊂隼砲砲弔辰海泙譴董�
神ちゃんに笑われて、流星を笑って、次に俺に絡んで来ようとした頃、楽屋にマネージャーが入って来た。
マ「重岡さんと小瀧さん、少しお話が…」
「あぁ、うん。ここじゃあかん話…？」
マ「あ、いえ、ここでも。演技のお仕事の話が来ましたので、出演の可否を…」
「おっけ。どんなやつ？」
先程まであれだけ騒いでいたくせに、仕事の話となった途端に真面目になるしげが何だかおかしくて、皆おもしろそうに笑いをこらえていた。
しげだって、そんな俺たちを見て「なんやねん、笑うなや！w」なんて言う余裕があったはずだ。
なのにしげは、その仕事内容を聞いた途端、目の色を変えた。
マ「実は少しイレギュラーでして、重岡さんと小瀧さんのダブル主演のオファーなんですが、」
『へぇー！ええやん。刑事モノのタッグとかそういうやつ？』
マ「あ、いや、それが…、実は、いわゆるBLのドラマでして…」
「『え…？』」
正直俺も、驚かなかったのか、と言われればそれは即答でNoだ。
驚いたし、なんで俺たち…？なんて疑問もあった。
それでも嫌悪感は1ミリもなかったし、むしろ少し楽しそうだとさえ感じられて、これでまたチームの名が売れていくならいいだろうと前向きに考えていた。
『…確かにちょっとイレギュラーやけど、まぁええんちゃう？しげとなら心強いし、演技の幅も広がりそやし』
マ「分かりました…！そうしましたら出演可能の方で話を、」
「ちょっと待って。俺まだ返事してへんけど」
だけどそんな俺とは裏腹、しげは冷めきった声でマネージャーの言葉を遮った。
マ「そう、でしたね…。重岡さんは出演は…、？」
いつもだったら絶対にないようなしげの冷徹な声と表情に、マネージャーは驚きビビリまくっていた。
遮った時点で断るんだろうということは察せていても、依然確認をとってしまうほどには。
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作者名：ゆうま | 作成日時：2023年5月1日 18時
