. ページ16
「エリギ，着いてきて」
Aにそう言われて着いてくると
er「え！これAの車？！いつの間に？！」
「高校卒業してすぐ、あれ言ってなかった？」
er「免許持ってたのは知ってたし、車は持ってたのは知らなかった！」
ほんと、この人は謎が多すぎるし、しれっとこういう事してるから
ヒョンラインは心臓に悪いっていつも言うんだろうな…
「ま，そんなことはいいから乗って」
er「え，うん」
そう言われて乗って運転し始めたA
安定してるし、眠くなってくる
er「あ，そうだ行き先は？どこ？」
「あぁ、決めてないんだよね〜 逆に行きたいところある？」
なんと、まあ自由人にも程があるというか、これがAだからいいか、
er「自分もそこまで決まってない」
「ん〜、じゃこのまま行けるところまで行こうか」
er「え？それはちょっと帰れなくなるんじゃない？」
「ははっ、冗談」
er「や、冗談ぽくもう少し言ってよ〜 Aのわかりづらいんだよ〜」
ほんとに、ほんとに！この人は感情が読み取りにくいかつ！本当にそれ思ってる？！ってなる毎度毎度、
でも、サンヨニヒョンとハンニョニヒョン曰く目元とかでわかるし声のトーンでもわかりやすいみたいだ
よくよく見てみると確かに目元がキュッとなっているし口元も柔らかい感じがする
「じゃあ、今から近いところだとあの高速道路に乗って休憩所行って帰ってこようか」
er「まあまあ距離あるけど？」
「だからだよ，ただ同じ真っ直ぐな道を走って普通の会話してればいいだけ
そうすれば、自分達以外いない空間になるでしょ?」
er「あぁ、はは わかりにくいよA…
ありがとう」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：nemuimui | 作者ホームページ：http://mumuien
作成日時：2024年4月22日 21時
