第77話 ページ31
「「「ただいまー！！！！！｣｣｣
短刀達の声が響くと同時にいち早く駆けつけたのは一期。
弟達の嬉しそうな顔にほっと安心したのはわかった。
獅子王「お、帰ってきたのか。主はなんでそんなにやつれてんだ｣
貴「はは、私のお金が…｣
スッカラカンになった財布。
あぁ、こんなに薄くなってしまって
今度からはきちんと値段を決めるべきだな
貴「…？｣
靴を脱ぎ、家へ上がったところで首を傾げる。
なんか、"いる"
感じる程度だから分からないけど多分悪いのではない。
蜂須賀「主、いま客人がいてね。どうやら主の知り合いらしい｣
貴「客？一体誰が…｣
俺の知り合いなんて熱血教師かクソ真面目学級委員だけ。
あとはばあちゃんか。
けど、ばあちゃんならすぐ分かるし何より刀剣達が静かだしな
平野「主君！お荷物をお持ちいたします！｣
前田「うわぁ！けーきとしゅーくりむです！｣
貴「ありがとう平野前田。それは留守番組にあげてくれ｣
二人の頭を撫でてから客間へと向かった。
あ、政府の人って可能性もあるか。
なんて思って部屋の戸を開ける前に"開けますよーん"と言って返事も帰ってこないのに開けた。
？「あー！！！！やっと帰ってきたー！！！！遅いよ！僕がどんだけ待ってたと思ってんのさ！｣
開けた瞬間に何者かに抱きつかれ、よろけた。
自分より大きいのに来られるとびっくりするわ。
貴「…須佐之男命｣
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キラ(プロフ) - おっと、須佐男命が来るなんて。連れ戻しに来るのは天照サマでしょうねー。 (2021年5月23日 20時) (
レス) id: 402bdd8f6e (このIDを非表示/違反報告)
しの - 面白すぎw (2019年6月5日 0時) (レス) id: 5129f74190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊瑠花 | 作成日時：2017年4月29日 21時
