第61話 ページ14
沙羅side
やっと隣で話していたAさんが寝た。
もう夜中の０時を回ったところだった。
そろり、と布団から抜け出して廊下を歩く。
私がここに来た理由。
それはただ一つ。
.
「(Aさんのハートをゲットするため！！！！！)｣
あーもう！隣で寝ているAさんにどれだけはらはらしたか！！！
ええもうそれは！！襲いたくなるほどに！！！←
もうぎゃんがわわ！なにもうぺろぺろしてもいいですか←
初めてあった時からわたしのハートはあなたのものです！！
そう！初めてあったのはあの日！！
＿＿＿＿＿
あの日はとても暑い日だった。
あの頃、バイト勢だった私は高校生が働ける夜十時ぎりぎりまで働いていた。
でも、その日はなんだが気分は上々でなんとなくいつもとは違う道を歩いていた。
まぁ、少し遅くなるぐらいだ、と軽く考えていたの。
そこの道は明かりとか一切なくて、あまり人が通らないような細い道だ。
鼻歌交じりにそこを通っていくと、いきなり両腕を掴まれた。
振り向いた時にはもう遅くて、腕を締めあげられ、服も脱がされそうだった。
口には声が出せないようにガムテープで抑えられ、私は涙目だった。
目の前に立つ男は全然知らない人で興奮しているのか鼻息が荒かった。
震える体と生理的にでてくる涙。
「(こんな道通らなきゃよかった)｣
そう思ってはんば、諦めてたその時だった。
私のヒーローが現れたのは＿＿＿＿＿＿
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キラ(プロフ) - おっと、須佐男命が来るなんて。連れ戻しに来るのは天照サマでしょうねー。 (2021年5月23日 20時) (
レス) id: 402bdd8f6e (このIDを非表示/違反報告)
しの - 面白すぎw (2019年6月5日 0時) (レス) id: 5129f74190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊瑠花 | 作成日時：2017年4月29日 21時
