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部屋に入るとソファーへと連れていかれる。
自覚できるほどに熱が上がってきていて、彼にもたれかかる。
「しんどいな。大丈夫やで」
『しんどい…かも』
「かもちゃうやろ笑」
覗き込んできた彼の顔はとんでもなく優しくて
『他の人にそんな顔見せないでね』
「どんな顔?」
『んー、ふにゃーって感じ』
「何でその顔見せちゃあかんの?笑」
『…』
「嫉妬しちゃう?笑」
『自惚れんといて』
「はいはい笑」
「そういえばA朝からしんどかったん?」
『んーちょっとだけ、』
「心配やからさちゃんとそういう時は言ってな」
『ごめんね』
「でも熱出とるAちょっと色気ある」
『ほんまに黙って』
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作者名:ゆい | 作成日時:2024年3月19日 0時