＊ ページ35
読み返したら矛盾してる点ができてしまったので1部書き換えました。
*°
「……本当はもっと話したいことがあるんだけど、そろそろ時間みたい」
『えっ…』
緊迫した茶番ちゃんの声。
当たりを見回してみると、いつの間にかこの空間が歪み始めていた。
それに合わせるようにして茶番ちゃんの姿もだんだん霞んでいく。
慌てて手を伸ばすと、茶番ちゃんはニカッと明るく笑って手を振った。
「貴方ならきっとこの世界を救ってくれるって信じてるわ！私はこの基地の図書室の最奥…機密文書ブースにある本の中に閉じ込められてる！頭弱いから大変かもしれないけど、頑張って助け出してよね！！」
『一言余計よ性悪天使！！！！』
この空間が消えていく。
満足気に笑う彼女を目に焼き付けて、私はぐっと唇をかみ締めた。
『…安心してよね、茶番ちゃん。きっと助けてあげるから』
*°
気がつけば私は図書室の中にいた。
窓の外は既に赤く、夕日が美しく輝いている。
誰もいない図書館はしんと静まり返り、もの寂しかった。
本当ならすぐにでも茶番ちゃんを助けに行きたいが、確かこの前エーミールはロックがかかっていると言っていたはず。
どうにかしてそのロックを外さない限りは彼女を助け出すことは出来ないと思い、私は渋々図書館をあとにした。
「…あっ、聖女様。良かったら一緒に食堂まで行かない？」
『ひとらん……いいよ。一緒に行こ』
まずはこれからどうするべきか。
ゆっくり物思いにふけりながら、私は1歩踏み出した。
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マーシャ(プロフ) - Raiさん» ありがとうございます！遅くなってすみません！がんばりまーす！ (2020年2月16日 17時) (
レス) id: cf5983d7fe (このIDを非表示/違反報告)
Rai(プロフ) - 更新再開ｯｯ.......！？嬉しいです！！待ってました！！これから、自分のペースで頑張ってってください！！応援してます！ (2020年2月16日 16時) (レス) id: f599ba319e (このIDを非表示/違反報告)
マーシャ(プロフ) - 俺氏さん» ありがとうございます！とても嬉しいです…！全然更新できなくてホントに申し訳ないんですけど、できる時にするつもりですので！応援ありがとうございます…！ (2020年1月10日 10時) (レス) id: 942f8fba2e (このIDを非表示/違反報告)
俺氏 - 神話が…此処に神話があったー！！とてもタイプで面白いです！受験応援しています。何時までも待っています！！！ (2020年1月2日 22時) (レス) id: 1c5d8ffce1 (このIDを非表示/違反報告)
マーシャ(プロフ) - Yukiさん» ありがとうございます！受験が終わったらまた更新再開しますね！頑張ります！ (2019年12月29日 10時) (レス) id: 942f8fba2e (このIDを非表示/違反報告)
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