＊ ページ12
『ローボーロー！あっそびーましょ！！お邪魔しまーす！』
rbr「邪魔するなら帰ってー」
『え、やだ』
rbr「なんでやねん」
トントンに部屋からつまみ出されて暇になった私は総統室前をうろうろした後、仕方なく他の幹部の元に向かうことにした。
本当はエーミールやひとらんらんのところに行こうと思ったのだが、生憎今日は忙しいようで姿が見えない。
では他に誰のところに行こうかなとなった時に、1番に私の脳裏を過ったのは他の幹部よりは幾分か背の小さい小柄な彼。
そういえばまともに会話したこと無かったな、と気づいた私は親交を深めるために迷うことなく彼の仕事場へと向かっていった。
rbr「聖女様がこの部屋くるの初めてやんな？どうしたんです？」
『ロボロと親交を深めようと思って』
rbr「…あ、そうなん？俺のところに来るってことはてっきり何か気になることでもあるんかと思ったわ」
沢山のモニターに囲まれながら、ロボロはふんわり笑みを浮かべる。
雑面のせいで表情はあまり伺うことは出来ないけれど、彼の纏う空気から笑みを浮かべたのははっきりと分かった。
彼に手招きをされて近づいてみると、空いている椅子に座るよう促される。
お言葉に甘えて腰掛けると、ふかふかなクッションが敷いてあった。
『うわぁ、こんなにモニター見てたら頭おかしくなりそう。目とかチカチカしないの？』
rbr「んー、慣れてしもたからなんとも…」
『うへぇ…』
眩しいほどのブルーライト。
少し目を細めて見つめると、瞬く間に文字が打ち込まれていく。
その速度があまりにも早すぎて、なんと打ち込まれているのかさっぱり分からなかった。
無言のまま画面に向かうロボロにむっとした私は、ちょんちょんと横からちょっかいをかける。
私お得意の構って攻撃は意外にもロボロに有効だったようで、仕方なさそうに手を止めて私の方を向いてくれた。
rbr「何すんねん！！」
『うわうるさ！！コネシマ並にうるさい！！』
rbr「そんな事ないやろ！！コネシマの方が絶対うるさいやん！！」
『耳が割れる！！声でかいってば！！！』
cya「あんたも大概大きいけどね！！」
『お前もな！！』
あまりのロボロの声の大きさに思わず私は耳を塞ぐ。
その会話の中に茶番ちゃんまでも混じってきて、なんだかその場はカオスな状態になった。
…しかし忘れてはいけないのが、茶番ちゃんの声は私にしか聞こえないということ。
ロボロにしてみれば私が独り言を言っているようにしか見えないのだ。
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マーシャ(プロフ) - Raiさん» ありがとうございます！遅くなってすみません！がんばりまーす！ (2020年2月16日 17時) (
レス) id: cf5983d7fe (このIDを非表示/違反報告)
Rai(プロフ) - 更新再開ｯｯ.......！？嬉しいです！！待ってました！！これから、自分のペースで頑張ってってください！！応援してます！ (2020年2月16日 16時) (レス) id: f599ba319e (このIDを非表示/違反報告)
マーシャ(プロフ) - 俺氏さん» ありがとうございます！とても嬉しいです…！全然更新できなくてホントに申し訳ないんですけど、できる時にするつもりですので！応援ありがとうございます…！ (2020年1月10日 10時) (レス) id: 942f8fba2e (このIDを非表示/違反報告)
俺氏 - 神話が…此処に神話があったー！！とてもタイプで面白いです！受験応援しています。何時までも待っています！！！ (2020年1月2日 22時) (レス) id: 1c5d8ffce1 (このIDを非表示/違反報告)
マーシャ(プロフ) - Yukiさん» ありがとうございます！受験が終わったらまた更新再開しますね！頑張ります！ (2019年12月29日 10時) (レス) id: 942f8fba2e (このIDを非表示/違反報告)
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