何気ない一瞬を【zm】 ページ7
「…女子大生の日？」
『そ。日本で初めて女子の大学合格者が出た日なんだよ』
「へぇ、なんか特別なんや」
『まぁ知ってる人は少ないかもしれないけどね』
太陽の日差しがジリジリと照りつける夏休み。
私の家のリビングで当たり前のようにくつろぐゾムくんは、スマホを弄りながらふぅんと素っ気なく返した。
彼にしては珍しい淡白な返しに思わず振り返ると、彼は何故かソファーに寝転がってふて寝し始める。
なぜ怒っているのだろうと近づくと、彼は不機嫌そうに目を開けた。
『ゾームーくん。どうしたの？』
「…構ってぇや」
クスクスと笑いながら声をかけると、唇を尖らせながらそういうゾムくん。
どこか期待するような眼差しに、私はぐっと口に手をやった。
…どうやら彼は、私がずっとキッチンにいたのが気に食わなかったらしい。
可愛いなぁ、なんて思いながら、私は思い切りゾムくんのことを抱きしめた。
『今からいーっぱい構ってあげるから！』
「…すき。結婚しよ」
『はいはい、いつかね』
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マーシャ(プロフ) - 甘糖さん» ありがとうございますー！短編集って人によって好みがはっきりと別れるので、そう言っていただけると本当に嬉しいです！ (2019年12月24日 16時) (
レス) id: cf5983d7fe (このIDを非表示/違反報告)
甘糖(プロフ) - え、？え？もう好き好きですうぅうぅ！！！！ (2019年12月23日 22時) (レス) id: fd61314f8f (このIDを非表示/違反報告)
マーシャ(プロフ) - きのこ(em推し)さん» こちらこそリクエストありがとうございました！ (2019年11月9日 22時) (レス) id: cf5983d7fe (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(em推し) - マーシャさん» うわぁぁぁぁっぁぁっぁぁぁぁ 昇天しました。ありがとうございました！！！ (2019年11月9日 21時) (レス) id: 4906f728aa (このIDを非表示/違反報告)
マーシャ(プロフ) - きのこ(em推し)さん» あぁ！！よかったです！！！もうひとつのリクエストも少しだけ待っていてください！！ (2019年11月9日 20時) (レス) id: cf5983d7fe (このIDを非表示/違反報告)
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