逃げられない【異世界組】 ページ28
私の幼馴染達は、異常だ。
そう感じ始めたのは私が中学生のとき。
私が同じクラスの1人の男の子に恋をした時の話だった。
当時初恋だった私はどうしても初恋の彼と距離を縮めたくて、あれよこれよと必死にアピールしたりして。
とある夏の日、彼らに内緒で勝手に彼と一緒に帰る約束を取り付けた。
その日の放課後には幼馴染達に見つかる前に彼と一緒に下校して、沢山話をして仲良くなった。
彼らがいつからそんな私の想いに気づいていたのかなんて分からない。
だけど、その日から彼らがおかしくなったのは明白だった。
まず、私を監視するようになった。
全ての行動を細かく把握されて、何かあれば一目散に飛んでくる。
彼ら以外の男の子と話すことを禁じられ、こっそりと話した日には酷く殴られ、罵声を浴びせられた。
彼らが怖くなって地方の高校に進学しても、何故か彼らはついてきて。
一人暮らしの予定だった家には彼らが住み着き、安心できる場所もなくなり、毎日脅えながら過ごしていた。
首輪に手錠。
鎖に南京錠。
私を縛り付けるものは日に日に増えていく、ゆっくり自由を奪われる。
私を人目に触れさせたくないなどというくだらない理由で、私はとうとう部屋の中に閉じ込められてしまった。
―――私の心は、もう限界だった。
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マーシャ(プロフ) - めるさん» 基本的にここにあげてるお話はツイッターで上げていたお話なので更新速度かとてつもない速さになってます笑。内容はフォロワーさんなどにリクエストとかいただいて書いてます！ (2019年9月20日 20時) (
レス) id: cf5983d7fe (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - 更新スピードの速さにびっくりしています…！お話のネタってどうやって考えているのですか？ (2019年9月20日 17時) (レス) id: 00dabe47f6 (このIDを非表示/違反報告)
マーシャ(プロフ) - 名無しさん» ひょえ、ありがとうございます…！微妙なところで終わったので、気が向いたら続き書こうかな、と思ってます。 (2019年9月18日 23時) (レス) id: 942f8fba2e (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - 猫の日の話がとても好きです (2019年9月18日 21時) (レス) id: 8e5d693f3e (このIDを非表示/違反報告)
ねおる(プロフ) - マーシャさん» そうなんですね・・・ (2019年9月17日 20時) (レス) id: 0c3e920e49 (このIDを非表示/違反報告)
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