超、愛してる！２ 【宇野昌磨】

８３話 ページ41

ﾗｲﾝｯ


LINEの通知音でスマホを見るとそれは昌磨からで、こんな時間に珍しいなと思いつつ開く


syomaおそよ
Aおそよ〜
syoma今時間大丈夫?
A大丈夫だよ!どしたの?
syomaAごめん


どうしたんだろ・・・


Aえっ!なに!
syoma色々あって明日ゆづ君と一緒に家帰ることになりそうなんだけど
syoma1晩泊まらせても大丈夫?


ちょっと、これは、緊急事態じゃない？


ゆづ君って、あの羽生結弦でしょ？


まぁ・・・何とかなるか！


A大丈夫だよ〜!仕事休みにする!
syomaありがと
Aそしたらさ、羽生さんに昌磨のとこで寝てもらうから昌磨みんなのとこで寝てね
syomaわかった
A明後日休みなんだっけ?
syomaうん、一応リンクには行こうってゆづ君と話してたけど
A何時くらいに着く?
syoma五時すぎとかかな
A了解、それなら何人か帰ってきてるね
syomaあ、明日金曜日か
Aそうだよ笑笑
syomaじゃあ、よろしく
Aうん!



大変だ大変だ！


『みんな集合！』


ソファの前でそう叫ぶと、わらわらと集まってくる


『明日はなんの日ですか？』


秋｢にーちゃんが帰ってくる日！｣


正解！と秋樹の頭を撫でる


『日本は国別で何位でしたか？』


大｢いちい！｣


ぴっと人差し指を立てる大樹の頭も撫でる


『明日、うちに羽生結弦選手が来ます』


｢えぇーー！まじ？｣


｢やば！｣


『まじです、なので、これから明日の一位おめでとうパーティーと、いらっしゃいませパーティーの準備をします！』


買い物に行くから１０分で準備！と言うとバタバタと準備をしだす兄弟達


焦るみんなを見ながら髪を縛り、何も言わなくても年長者が年少者の手伝いをしているところがこの家族のいい所だな、とぼんやり考える

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