超、愛してる！２【宇野昌磨】 (ページ12)

今日:4 hit、昨日:10 hit、合計:26,517 hit

５６話ページ12

フウセンカズラが大樹の背丈の３倍ほどになり花を咲かせ始めた頃から、おにーさん、基、昌磨が、寝る間を惜しんでまで、練習をするようになった

１０月に控えたアメリカで行われるグランプリシリーズに向けて、練習の虫となっている

昌磨の実家よりもうちの方がはるかに近いという理由から疲れ果てた体を引きずって帰って来て、次の日またリンクへと送り出すことも少なくない

我が家と言うと・・・特にこれといった変化もなく、バタバタと忙しい毎日を送っている

スケートを始めて生き生きとした大樹の送り迎えは、バスケ部を引退した春樹がやってくれている

勉強しなくていいのか？と思ったが、どうやらスポーツ推薦で大阪の強豪校に決まったみたい

春からは寮生活になり、私立の高校に進学することで、迷惑をかけてごめんと頭を下げられたが、好きなことを好きなだけやれる時にやった方がいい

春からは季樹も大樹と同じ保育園に通うことになるので、昼間から出勤して、仕事を２つ掛け持ちして馬車馬の如く働こうと思ってる

ちなみに弟達はより一層昌磨との絆を深めていて姉は少し寂しい