86.六郎応援派！ ページ36
東海林「私は断然六郎応援派！！」
立ち上がったと思うと、久部さんの方を振り向いて力強く応援する東海林さん。
久部「東海林さん…」
東海林「ん〜？」
久部「東海林さんマジで男見る目ない。」
東海林「はぁ？」
何言ってんの？みたいな顔を久部さんに向ける。
『久部さん…』
久部「いいの。本当のことだから。Aちゃんも知ってるでしょ？僕の…」
すると、久部さんのスマホに着信が来る。ふっと表情が変わり、電話を切る。わずか数秒の間の出来事には思えなかった。
『本当に、大丈夫ですか？』
心配になってコソッと聞く。
久部「…うん。大丈夫。」
ニコッと笑ったが、本心では無さそう。そして、東海林さんの隣に座る。
東海林「いいの？」
久部「はい、大丈夫です。」
東海林「しつこい女の子からだったりして〜。」
と、からかうように久部さんの腕を突いた。
久部「似たようなもんですよ。」
東海林さんは本当に冗談で言ったつもりだったのだろう。それを聞いてえっ…という顔になった。
そして、再び久部さんのスマホが鳴ったが、久部さんが出ることはなかった。
ミコト「久部く〜ん！神倉さんから。手が空いたらここまで来てくれって。」
所長室から出たミコトさんは、久部さんにメモを渡す。
久部「わかりました。」
東海林さんは、そんな久部さんの様子が気になったようで、オフィスを出てからもその後ろ姿を見ている。
ミコト「どうした？」
東海林「あいつ、意外とやり手なの？」
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RiO(プロフ) - 青龍 葵さん» ありがとうございます！アンナチュラルの無い金曜日がこんなに寂しいとは思いませんでしたが、それに負けないように更新頑張りますw (2018年3月25日 3時) (
レス) id: b68758a691 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - あっと言う間にドラマが終わっちゃいましたが最後（完結）まで頑張って下さい！更新、楽しみにしてますｗ (2018年3月19日 17時) (レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RiO | 作成日時：2018年2月27日 17時
