72.ぶっ壊す！ ページ22
中堂「この端末…ぶっ壊していいか？」
２つの端末を持った中堂さんは、ぶっ飛んだことを言い始めた。
毛利「いや、ダメに決まっているでしょう。」
そう言って中堂さんの腕を掴んだ。
毛利「細川の遺族にお願いして借りてきたんですから…」
向島「二課はまだ気づいてないんで、こっそり。」
『え、なんかそれかっこいいですね！』
向島「ですって、毛利さん！」
ニヤニヤしながら毛利さんの方を見る向島さん。
毛利「なんだよ、止めろって。」
すごく嫌そうな顔を向島さんに向ける。でも、照れているようにも見える。そして、すぐこっちの方を見た。
毛利「いやいや…そんなことはないですから。そんなことよりこっちは？」
中堂「…東海林のだ。」
気のせいか、どこかイライラしている。
中堂さんは２つのバイタルセンサーを置いて何やら準備を始めた。どうやらレントゲンを撮るらしく、X線防護服を取り出し、全員に渡した。
中堂「…はい、下がって！」
その言葉に後ずさりする2人。何をするのか分かっていないらしく、異様に怖がっている。
毛利「え？何？え？え？」
『ふふ、レントゲン撮影ですよ。』
数秒後、レントゲンの結果がモニターに映し出された。
毛利・向島「おお〜」
素直に感嘆の声を出す2人が少し可愛らしく見えた。
中堂さんはそれを見て、死因の確信を持ったようだ。そして、ミコトさんに連絡をし、そして木林さんにも連絡をしていた。
『なんで木林さんにも連絡したんですか？』
中堂「…まぁ、ちょっとな。警視庁の奴らが東海林を追ってるとなると、こっちに戻ってくるのも大変だろ。」
『優しいですねぇ…語彙力無くてこれくらいしか言えませんが。』
何も返事はなかったが、顔を見せてくれないところを見ると、照れてるのかな。
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RiO(プロフ) - 青龍 葵さん» ありがとうございます！アンナチュラルの無い金曜日がこんなに寂しいとは思いませんでしたが、それに負けないように更新頑張りますw (2018年3月25日 3時) (
レス) id: b68758a691 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - あっと言う間にドラマが終わっちゃいましたが最後（完結）まで頑張って下さい！更新、楽しみにしてますｗ (2018年3月19日 17時) (レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RiO | 作成日時：2018年2月27日 17時
