65.ロッカールーム ページ15
所長「刺された女性が一命を取り留めたから良かったようなものの…」
所長室でミコトさんと中堂さんは鈴木さんの件についてお説教を受けている最中。中堂さんの姿はまるで幼い子供のよう。もう40代ですよ…
説教が終わると、ミコトさんは少ししゅんとした感じで出てきた。所長さんは私の方に向かって来る。
所長「菅原さんも！協力したことに変わりはないんですから！これからはダメですよ！もしもの時は貴方が彼らの暴走を止めてくださいね？」
『…はぁい、すみませんでした。』
……………………………
は〜今日も今日とて書類整理。ここ数日やれてなかったから、大量である。
糖分補給しようと思ったが、オフィスに置いてある自分用のお菓子が切れている。宣言通り作ってきたご飯の袋と一緒に入れたはずだが…ない。どうやら、間違えてロッカールームに置いてきてしまったらしい。糖分が足りてないのもあって、すぐに取りに行った。
ロッカールームに入ると、東海林さんとミコトさんが帰宅の準備をしていた。
『お疲れ様です〜』
東海林「お疲れ〜」
ミコト「お疲れ様〜あれ？Aちゃんはまだ帰らないの？」
不思議そうにこっちを見るミコトさん。
『最近書類とかきちんとやれてなかったので…』
ミコト「ごめんね〜本当に色々と付き合わせちゃって。」
と、申し訳なさそうに顔の前で手を合わせる。
東海林「Aもさ〜思うでしょ？まさかミコトがあぁいう男が好みとはねぇ」
ミコト「ああいう男？」
東海林「中堂。」
えっ…やっぱし…ミコトさんは…中堂さんが…
ミコト「え、ちょっと待って？あと、Aちゃんも嘘でしょ…？みたいな顔しないの。」
しまった、顔に出てたか…
東海林「好みでもなきゃ、あんなに面倒くさくて態度悪くてクレイジーな男に関わらないでしょ〜」
ミコト「クレイジーと言えばクレイジーだけど…」
ため息をついて、何か難しいことを考えるように頭をロッカーにもたれさせた。
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RiO(プロフ) - 青龍 葵さん» ありがとうございます！アンナチュラルの無い金曜日がこんなに寂しいとは思いませんでしたが、それに負けないように更新頑張りますw (2018年3月25日 3時) (
レス) id: b68758a691 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - あっと言う間にドラマが終わっちゃいましたが最後（完結）まで頑張って下さい！更新、楽しみにしてますｗ (2018年3月19日 17時) (レス) id: 7069733e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RiO | 作成日時：2018年2月27日 17時
