Puppy love or…？ (ページ7)

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7.お手伝いページ7

中堂さんに挨拶をし終え、もうやることもなくなったのでふらふらしていると、所長さんがこっちに向かって軽く走ってきた。

『あれ？所長さん、どうされましたか？』

所長「も～菅原さん！探したよ～！仕事頼もうと思ってたら三澄さんたちに聞いたらオフィスに置いてきたとか言うから行ってみたらいないし…」

『すみません…中堂さんに挨拶に行ってました…』

所長「いえいえ、こうして会えましたし、謝らなくて大丈夫ですよ。あぁ、本題を忘れるところだった…これ、ビラ配り手伝ってもらってもらっていいですかね？」

『わかりました！』

所長さんは本当に優しい方だ。

そうして私は外でミコトさんたちと合流した。

東海林「あ！A！」
私を見つけてすぐに東海林さんはニヤッとしたような笑顔を向ける。

ミコト「ごめんね、置いて行っちゃって！所長がAちゃんがどこかに消えたとか言うからめっちゃ焦った…」
ミコトさんは安心したのか少し表情が和らいだ。

『すみません、中堂さんの所に挨拶に行ってまして…』

すると、東海林さんは好奇心というか野次馬というか…そんな目をして私の方を見た。

東海林「お、ついに行ったか！どうだったどうだった～？」

『いや、どうもこうも…あれ、ミコトさん呼ばれてますよ？』

遠くから呼ばれる声にミコトさんは「はーい、今行きます」と返事して、「ごめん！後でね！」と言って走っていった。

『じゃあ、私たちもビラ配りましょう！久部さんを見て下さい、真面目にやってますよ！』

東海林「はいはーい…」