Puppy love or…？ (ページ4)

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4.はじめましてページ4

「Aちゃんって呼んでいい？」
所長がいなくなり、どうしようかと思っていた時に美人で可愛らしい人から声をかけられた。

『は、はい！何とでも！』
私がそう答えると、その人は微笑み、

ミコト「ん、ありがとう。私は、三澄ミコト。ミコトでいいよ。ここで執刀医として働いてるの。」
そしてミコトさんは続けてメンバーの紹介をしてくれた。

ミコト「こっちにいるのが東海林。私の班の臨床検査技師。」
東海林「はじめまして～。東海林夕子です。東海林って呼ばれることが多いかな。にしても、中堂班か～ドンマイ！頑張ってね(笑)」

ミコト「で、彼は久部くん。バイトで来ている私の班の記録員。」
久部「どうも…久部六郎です。ちなみに大学の医学部生です、一応。これからよろしくお願いします。」

ここには私、ミコトさん、東海林さん、久部さん以外の人はいない。確か、私は中堂班と言われたので、中堂さんという人の下につくと思うのだけれど…

『みなさん、よろしくお願いします！…えっと、中堂さん？って方はいないのですか？』

久部「中堂さんなら確か解剖室にいたような…？」

『そうなんですか…では後で挨拶に行かなければですね。』

ミコト「あ、そうだ。中堂さんのこと話してなかったね。今ここにはいないんだけど、中堂系っていう人がいて、UDIのもう1人の執刀医なの。」

『なるほど…ところで東海林さん、先程私が中堂班であることにドンマイとか頑張れとか仰ってましたけど…なぜですか？』