守るべき大切な人【霞柱･童磨･猗窩座】

守るべき大切な人8 ページ10

猗窩座side

童磨にAを渡す訳にはいかない。

もしかしたらAは恋雪の生まれ変わりかもしれないから。

いくら別人だったとしてもここまで顔が似てるなんてそうそうありえない。

童磨には悪いがAは俺が頂く。

今夜にでも探してみるか、童磨より先にな。

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この様子じゃまるで俺がAの事を好きになったみたいだな。

いや、好きになったみたい、じゃない。好きになったんだ。

俺は正直、毎日毎日Aが愛おしくてたまらなかった。

あの日から＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『やばいよぉだいぶ遅くなっちゃった！早く帰らないと！無一郎君が心配しちゃう』ﾀﾀﾀ

俺とAが初めてあったのは約1年前。

会ったと言ってもAは知らないだろう。俺が勝手に見つけただけだから。

猗「！あの顔立ち･･･恋雪、、、か？」

俺は恋雪かと思いその女に近づいた。

待て。恋雪はもうこの世には居ない。どういう事だ

猗「何かおかしい」

そう思った瞬間恋雪に似た女を男が迎えに来た。

時「あ、Aやっと見つけた〜遅いよ！」

この女の名はAと言うのか。完全に恋雪とは違うな。

だが、何故ここまで顔が似てるのか、、、

もしかすると恋雪の生まれ変わりか？

まさかな。そんな訳ないか。

『ごめんーちょっと手間取っちゃって』ｱﾊﾊ

･･････！！なんだこれは！笑った顔が恋雪と全く同じじゃ･･･やっぱりこの女は恋雪の生まれ変わり。

時「まぁでも怪我がないならいいや。夜明けも近いしはやくかえって休んで」

『う、うん！』

そう言って男とAは二人で歩いて行った。

俺も戻って自分自身を鍛えようとしたがどうしてもAという女が頭から離れなかった。

何故俺はこんなにAの事を考えるのだ。ただ恋雪と顔が似ているだけだろ。

そう思い気持ちを切り替えていこうと思ったがどうしても忘れられなかった。

･･･そうか。これは恋ってやつなのか

まさか鬼の俺が昔好きだった女に似たやつを好きになるとはな。

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