[文豪とアルケミスト]部屋から出たいのならば○○をしましょう♪[短編集]

中原中也先生とお互いをどう思っているのか言わないと出られない部屋♪ ページ10

arieru:アリエル様！リクエストありがとうございます！

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A→中原先生のことが好き。
しかし、ツンデレを拗らせて過ぎていて、気付いて貰えていない。←

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『わー中原先生だ―』(棒)

｢おいA！ここはどこだよ！｣


感性豊かな不良詩人と閉じ込められたらしいです。



･･･何故か今さっきからガンを飛ばしてくる彼から漂う強めのアルコールの香りに、頭がクラクラしてしまう今日この頃。



そんな感情を消し飛ばすため、無愛想な先生にいつも通りガツンと言ってやろうとしていると...



[ごっきげんよー!!ボクは二人をある部屋に閉じ込めている少年Aだよ♪

ところでお二人さんっ、この部屋から出る方法知りたくなぁい？]


いきなりスピーカーから聞こえてきたその声に私が驚きを隠せないでいると、

中原先生は私に
｢大丈夫か？｣
と声をかけ、

次に駆け引きをしたいらしい少年Aに対し、眉間にシワを寄せながら


｢勿体ぶらなくていいからさっさと言いやがれ。｣
と言った。


その怒気に恐れを抱いたのか、少年Aは少し泣き声で


[ひっどーい！
ふんっ、ボクを傷付けたヤツは簡単には帰らせてあげないんだからっ!!

二人が《お互いのことをどう思っているのか言う》までは出してあげないっっ！

ちなみに本心を伝えないとダメだからね！]


[じゃあ、頑張ってね〜♪]と上機嫌に言い、放送は一方的に切られた。




残された私たちはただ、こう呟いた。

｢『どうって...









ウザい。』｣


私たちがいつもの調子でこう言うと、

[ぶっぶー！
それは本心じゃないで〜す♪
あははっっ!!
そうやってくたばるまで足掻いてろっ☆]


そのしょうもない挑発に私たちの喧嘩魂に火がついた。


｢『やってやろうじゃねぇか!!』｣




────────────
少年A→いつもは無邪気で可愛い。

女子力男子。


しかし、自分が可愛いことを知っているので、自分を傷付けるヤツを絶対に許さない。

年齢は新美南吉先生とか宮沢賢治先生くらい。


↑駄作者は思った。

[なんだこの糞キャラは!?]


不快に思われた方はすみません。m(。_。)m

アホ作者はこういう子が好きなんです、、、

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