[文豪とアルケミスト]部屋から出たいのならば○○をしましょう♪[短編集]

高村光太郎先生とお互いの好きなところを１つずつ言わないと出られない部屋♪ ページ8

祐衣様！リクエストありがとうございますm(。_。)m！

これからも何卒よろしくお願いします！

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A→必殺仕事人の文学少女。
恋愛経験ゼロ。(本人は『文学書が恋人！』と言い張っている。)
そのためか、色恋沙汰に疎い。

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「Aちゃん！」

その一声で私は夢の世界から解放される。

まだあまり働かない脳で状況を把握しようとする。

私は今さっきまで一人きりで仕事をしていたはずの司書室になぜか光太郎先生と二人きりでいる。

そして今まで、私は先生に膝枕をしてもらっている状態で寝ていたようだ。

ん？膝枕･･･？

『ごめんなさいっ！重かったですよね･･･!!』

私が動揺して急に大声をあげながらあたふたしていると、先生は「ふふ、元気そうで何よりだよ。」などと言っている。


先生の美声を聞きながら、私は先生に状況を教えて欲しいと頼んだ。

すると先生は微笑みながら話してくれた。

内容はこうだ。


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いつの間にか寝てしまっていて、起きたら二人きりで司書室にいた。
　 ↓
ドアが開かなかったので部屋に何か細工がないかしらべてみた。
　 ↓
変な紙を見つけたから私を起こした。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
「そして、この紙が例のなんだけど･･･」と困った顔をしながら私に紙を差し出してきた。

その紙にはこう書かれていた。


［こーんにーちはーっっ！

　さあ！始まりました、皆様おまちかねのめーれーたーいむっ！

　二人とも！この部屋から出たいんなら、お互いの好きなところを１つずつ言ってね♪

　それでは、お二方のご健闘を祈っております☆］


その紙を読み終えたあと私が、
『え･･･？』
と小さく呟き、困惑しているのに気づいてくれた先生も
「困ったよね。」
と呟きながらも少し頬を赤らめていた。


しばらくの沈黙が流れ、次に言葉を発したのは私だった。

『いつまでもこの部屋にいたら皆が心配すると思うんで、恥ずかしいけど仕事をする感覚でさくっと終わらせちゃいましょう！』

後から『無理にとは言いませんからやらなくてもいいんですよ！』などと付け加えながら言った。

すると、先生も案外乗り気になってくれたらしく、

「じゃあ、どっちから先に言うかじゃんけんできめよう。」

と言い、微笑んだ。






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口調がまったくわかりません！

違ったら、教えてください！

すみません。m(__)m

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