恋模様【安元洋貴】 (ページ8)

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Aside

外は少し風が吹いていて気持ち良い。

安元「いいでしょここ。」

「はい。気持ち良いです。」

安元「それは良かった。」

連れてこられたのは家で言うベランダ的な所。

結構広くて人も少しだががいる。

安元さんは1口ビール飲むので、私も1口飲む。

「安元さん、本当ありがとうございます。」

安元「ん？いやいや。これくらいしか出来ないし。おじさんは大人数で飲むの好きだけどさ。まぁ、言っちゃ悪いけどなんかおじさんっぽいやつ多かったし。」

でも大人数って疲れるよな、と笑いながら言った。

「おじさんじゃないですよ。全然若いです。」

安元「もう40のおじさんですよ。」

「安元さんは40でも格好良いからおじさんじゃないです。」

安元「なんだそれ。」

「あはは。」

安元「あ、酔ってきたとか？」

「いいえ？」

安元「またまたぁ～」

「安元さんこそ酔ってません？」

安元「かもな。」

意外とその後も軽く1時間くらい会話は続いた。

まるで、夢のような時間だった。

安元「じゃあ、そろそろ戻るか。」

「そうですね……あっ！」

安元「どうした？」

「あの…お礼と言ってはなんですが…今度、食事にでも行きませんか？あ、いや別に嫌だったらそんな」

安元「いいよ、行こう。これ俺の連絡先。」

と、意外にも安元さんはすんなりとokしてくれた。

「あ、ありがとうございます！これ、私のです。」

やばいやばい。

少し酔ってるとはいえ凄いぞ私。

安元「じゃ、戻るか。」

「はい。」