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作者はまだ学業従事者ですので今後更新速度落ちますご了承を
＊
「……なに、出掛けんの?ディオヒョンは?」
「安静にした上ならってOKしてくれましたよ。」
私がキャリーバッグをガサガサと漁り始めたのを見て察したのか『ふーん、そ。』と短く返事をしてカイさんはベッドから起き上がり部屋を出てくれた。
「お待たせしましたチャニョルさ……何ですか皆さん一斉にこっちを見て。」
着替えて共用スペースに戻ると、ベッキョンさんとセフンさんを除いたそこにいる全員が一斉に私の方を見て固まった。
「や……、Aってスカートも履くんだね。
いつもジーパンとかスウェットパンツみたいなの履いてたから、意外で……」
彼も出かける予定なのか、お洒落をしたシウミンさんが私に似合ってるよ、と付け加えながら説明をしてくれる。あぁ、そういうこと。
「こないだの1件でジーパン駄目になっちゃって、他に外に着ていけるようなものなかったんです。」
「え、マジか。じゃあそれも一緒に買いに行こ!
なんかA小柄だし、こんな可愛い格好してるとデートみたいだね。」
なぜチャニョルさんは表情を一切崩さずそんな歯の浮くような台詞を言えるんだろうか、それともこれが素なのだろうか。
あまりにさらっと言われすぎたその言葉に私も照れるより驚きが勝ってしまい、思わず黙ってしまう。
「ヤーチャニョラ、ちゃんとエスコートするんだよ。」
彼は出かける予定はないのか、先ほど見た部屋着のままチェンさんがチャニョルさんを小突きながら笑って部屋に戻っていった。
「あいつー、他人事だと思って……
まぁいいや。
見て、今日の空!雲一つないよ、お出かけ日和でよかった。
あの日から1か月?ずっと部屋いたんでしょ?
気分萎えなかった?」
私の足を気遣ってくれているのだろう、私を右側に歩かせ、ゆっくりと歩みを進めながらその指は空を高く指した。
退屈じゃなかったといえば嘘になるが、元からインドア派なのか彼なりに気を遣っているのか、カイさんも私に合わせ、必要時以外は一切外出をせず傍にいてくれたし。
シウミンさんやディオさんとお料理もしたし、他の皆さんともゆっくりとお話しもできた。
それにジャニオッパが割と頻繁に連絡も入れてくれたので、この生活に嫌気がさすことはなかった。
「そういえばさっき連絡入れたんだけど、美容院。
午後2時位までそこそこ忙しいっていわれてさ。
俺個人的に仲良いからゆっくりしたくてその時間にしたけど良かった?」
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