〈プロローグ〉 ページ1
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「どうも、まだ間に合います？」
ヘロヘロが現実へ帰ってすぐのこと。
ユグドラシルにスチームパンク風の絡繰男がログインした。ゴーグルのついたシルクハットを取ると、彼の顔がはっきり見える。
本来、頭があるはずのそこには�犹�車�瓩�静かに回っていた。ハットを掴む手も機械であり、常に様々な形や大きさの歯車が回っている。彼の全身は絡繰であった。
「ニョッキさん！お久しぶりです！」
「お久しぶりです。すみません、なかなか顔出せなくて」
「いえそんな！今日来てくれましたし、大丈夫ですよ」
「よかった。怒ってるんじゃないかと心配しました」
「アハハ、怒りませんよ」
ニョッキと呼ばれた絡繰男はシルクハットを被り直した。動作の一つ一つが優雅であり、機械とは思えないほどなめらかだ。
ニョッキはモモンガが完全武装でギルド武器を持っていることに気付き、「玉座の間ですか」と問いかけた。
「はい、最後はやっぱり玉座に座りたいなと」
「お供しますよ。最後まで」
「本当ですか！ありがとうございます！」
骨組みしかない奇妙な二人は、ナザリック地下大墳墓の思い出を語り合いながら向かった。
「ウルベルドさんが」「このメイド達は」「たっちさんの」「皆が集まって」「懐かしいなぁ」
と、話したいことは止まらない。
二人はセバス達を引き連れて、ベラベラベラベラと近所のおばさん並みに喋った。二人には舌なんてないのに、興奮しすぎて噛むこともあった。
「あ、もう玉座の間ですね」
「おや。意外と近いな」
「そうですね。あっという間だ」
モモンガが、重い扉に手を掛ける。
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サカモトくん(プロフ) - りのくさん» ありがとうございます！苦労する彼らをどうぞお楽しみください！ (2022年1月30日 22時) (
レス) id: 6dedd117b8 (このIDを非表示/違反報告)
りのく(プロフ) - 更新お疲れさまです！ニョッキさんとモモンガさんの苦労はこれからですね（笑）そしてやっぱりニョッキさんの容姿が素敵です。僭越ながら、これからも応援させていただきます！ (2022年1月28日 17時) (レス) @page6 id: b546459b7a (このIDを非表示/違反報告)
サカモトくん(プロフ) - りのくさん» コメントありがとうございます！拙い文章ではございますが、これからもよろしくお願いします！ (2022年1月20日 9時) (レス) @page5 id: 6dedd117b8 (このIDを非表示/違反報告)
りのく(プロフ) - 更新お疲れさまです！ロジックちゃん可愛いですね、これからの活躍がニョッキさんともども楽しみです！どうかご自分のペースで更新を頑張ってくださいませ……！ (2022年1月20日 9時) (レス) id: b546459b7a (このIDを非表示/違反報告)
サカモトくん(プロフ) - りのくさん» 訂正しました！ご報告ありがとうございます (2022年1月19日 9時) (レス) id: 6dedd117b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サカモトくん | 作成日時：2021年10月8日 23時
