8話 ページ10
「…何、そんなことがあったのか。」
時は過ぎて次の日の昼。俺らは裏庭に集まり、昨日の話をしながら弁当を食べていた。
昨日は薫と拓望には何も影響は無かったようだ。しかし二人ともこんなことを聞くのは初めてのようで驚いていた。
「この世界にはどれだけの超能力者がいるかはわからないけど、それでもわざわざ聡君を選ぶのはおかしい気もする。」
拓望が言うには超能力者を潰したいのなら何でわざわざ自分達のところに来るのかがわからないと言っていた。ましてや名前は能力まで全て把握しているとは相当潰したい理由があるはずだとも言っていた。
「僕と聡が相手に知られているのは昨日の会話でわかったけど、恐らく二人も狙われてるかもしれないから、気をつけて。」
雷は念を押すように言う。
その時に見せた拓望の顔は今までに見たことのないくらい険しい顔だった。
その後、俺らは各自の教室に戻ろうとした。
その時に俺らの前に1人の少女が通りかかった。
そう、瀬名さんだった。しかし何か顔色が悪い。
「あれ…瀬名さん何かやばくないか…?」
薫がそう言った直後だった。糸が切れたように瀬名さんは脱力し、そのまま倒れてしまった。
驚いた俺らは急いで彼女の元へと駆けていく。
1人、雷だけは先生を呼びに職員室へと向かった。
俺は医者を志している身でもあるからどこが悪いのか見てみた。恐らく貧血…だろう。
薫はあたふたし、拓望は瀬名さんに向かって叫んでいた。
「瀬名さん…瀬名さん!
…紫音!!」
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100hit越えありがとうございます!
亀さん更新といっておきながら頻度が高いことに触れては駄目です(汗)
そしてラッキー超能力に「催眠(ヒュプノ)」を追加しました!
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー超能力(これから増えていきます。)
移動(テレポーテション)
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さっち - ギガさん» ギガさんお久しぶりです!見てくださってありがとうございます!頑張って続き書くので、これからも見ていただけると嬉しいです! (2017年2月7日 12時) (レス) id: 7136e7e12e (このIDを非表示/違反報告)
ギガ - さっちさん、お久しぶりです!この小説を読んでみましたがとても続きが気になりますので、頑張ってください! (2017年2月7日 7時) (レス) id: 85a4488f75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっち | 作成日時:2017年2月1日 22時