9話 ページ11
紫音side
…ここはどこ?
回りを見渡してみると灯りという灯りが何もない。暗闇の中。
何で私はここにいるのだろう…確か、図書室に行こうとして…?
怖い…なにか来る…?嫌だ…来ないで…!
「紫音…!!紫音!!」
誰かの声が聞こえる…?どこから…?
その瞬間目の前に光があふれでてきた。
ふっと目を開けるとそこは見覚えのある天井。ツーンとオキシドールの匂いがする。
そうだ、保健室だ。でも、何でここに…?
そして隣に人がいる感じがした。
そこには安堵の顔をしている少年がいた。
青みがかった黒い髪に紺色の目。夜みたいな目で吸い込まれそうだった。制服はこの学校のだし、学年指定のネクタイは私と同じ学年のだ。
「紫音…良かった。」
その人は優しそうな微笑みで言った。
「大丈夫…です。ところで…あなたは誰ですか…?」
するとさっきの微笑みとは違う意味合いを持った微笑みでそっと呟いた。
「そうか…覚えてないよね。
俺の名前は深碧 拓望。お大事ね。」
そう言い残すと彼は保健室から出ていった。
…何でだろう?何か見覚えがある気がする…?
その後、私はまた横になることにした。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー超能力(これから増えていきます。)
移動(テレポーテション)
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さっち - ギガさん» ギガさんお久しぶりです!見てくださってありがとうございます!頑張って続き書くので、これからも見ていただけると嬉しいです! (2017年2月7日 12時) (レス) id: 7136e7e12e (このIDを非表示/違反報告)
ギガ - さっちさん、お久しぶりです!この小説を読んでみましたがとても続きが気になりますので、頑張ってください! (2017年2月7日 7時) (レス) id: 85a4488f75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さっち | 作成日時:2017年2月1日 22時