ヘタリアマフィアの世界へようこそ～PART 6 (ページ10)

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お買い物は疲れる…？ページ10

…ロヴィ君は…っと…

南伊「そこのベッラ！お茶でもどうかな？」

ナンパしてるし…

露「Aちゃん…」

貴「…何…？」

露「電球売り場向こうだって。」

さすがイヴァン！
良かった…まともな人が1人はいて…

貴「みんな！電球売り場向こうだって！早く帰らないと晩御飯に間に合わないよ…」

日「おっと…私としたことが夢中に成ってしまいました…」

独「うむ。恥ずべきことだ…」

米「このPCは画質が…」

貴「アールー？」

まだパソコンに張り付いているアルを引っ張る。

ぬぎぃーーー重い…

日「アルフレッド君、こうなったらテコでも動きませんし…急いで電球買ってきますのでここで待っててください！」

菊ちゃんがイヴァンの案内で電球を買いに小走りで行った。

南伊「おかしいな…どのベッラも立ち止まらないぞコノヤロー…ん？菊は？」

貴「ロヴィ君…」

独「菊なら電球買いに行ったぞ。」

米「あれ？菊はどこいったんだい？」

ルートと顔を見合わせてため息。

電球買うだけでなんでこんなに疲れるの…？

日「皆さんお待たせしました！食品売り場に行きましょう。」

菊ちゃん早っ

またエスカレーターを降りて1階へ。

カートをアルが押して、その横で菊ちゃんがメモを見る。

ルートは菊ちゃんがメモを読み上げるのを聞いて歩く。

グイッ

貴「うわわっ」

いきなり誰かに引き寄せられたかと思うと、アルの両手の間に挟まれた。

この状況わかるかな？

つまり、カートを押してるアルの両手の間に私がいるってこと。

アルはそこそこ背が高いからこんなことをしても視界が遮られないんだよ…

露「アルフレッド君…？Aちゃんが嫌がってるよ？」

あぁくると思った…

この2人って結構突っ掛かり合うよね…

米「何言ってるんだい？ヒロインを守るためにやってるんだぞ！」

南伊「おいおい、Aは俺の妹だぜ？俺が守る…」

貴「喧嘩はしない！アル、私普通に歩くよ…」

それを聞いてアルがまるで犬のようにショボーン…

貴「あ、ありがとう、アル。守ってくれようとしたことは嬉しいよ！」

守ってくれようとしたところはね！

日「あ～Aさん、他に留守番組の人たち何が欲しいって言ってましたっけ？」

貴「あ～えっとねぇ…アーサーが〇〇の茶葉で、ギルがメイプルシロップだって。なんだっけ…幸せになるメイプルシロップ…？みたいな…」

独「兄さんはあれに目がないからな…」

日「それと…エリザさんの好きな食べ物とかありますか？」