ヘタリアマフィアの世界へようこそ～PART 6 (ページ40)

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出番が多すぎる… ページ40

伊「Aちゃん、綺麗だったよ！」

南伊「ブルとルーが終われば次は俺たちだな。」

よし！当主組、頑張るぞ！

ロヴィ君とフェリちゃんはハシゴを登って上に上がった。

私は上には行かずに、舞台にあるトランポリンから空中ブランコにいくんだ。

ブル君とルー君の綱渡りが終わり、またまた私も舞台に出る。

貴「…よし。」

息を吸い込み、タタタッと駆け足で舞台に駆け込んで…

まずは床に手をついて1回転！もう一回！

そして3回目は手をつかずに空中前転！

パチパチパチと拍手が起こる。

その拍手を裂くように、ロヴィ君とフェリちゃんがブランコに乗って舞台に登場。

2人が演技をしながらブランコを漕いでいるうちに、トランポリンに移動して…

タイミングを見計らって…ジャンプッッ！！

両手を高く挙げて、見事にロヴィ君に掴まった。

南伊「…よし、行くぞ。…せーのっ！」

ロヴィ君が思いっきり私を投げる。
空中でまたまた一回転して、フェリちゃんの腕を掴む！

伊「…っ…ふぅ…。行くよ、Aちゃん！」

ロヴィ君とフェリちゃんが息を合わせてブランコを漕ぐ。

あっちに乗り移ったり…こっちに乗り移ったり…

最後は3人いっきにトランポリンに落ちて、フィニッシュ！

土「以上、空中ブランコでやした！次は…当サーカスのメイン！動物使いのヘラクレスと～A！！」

私はそのまま舞台に残り、音楽に合わせて頭の上で手拍子をする。

観客の皆も私に合わせて手拍子。

舞台に次々と檻が運び込まれ、最後にヘラクレスさんが登場した。

…ん？ヘラクレスさん、包帯外してる…

希「A…行くよ…」

頷くのと同時に檻が開け放たれ、観客からは悲鳴が上がった。

オルトロス、エキドナ、エレファダス、カメーロパルダリス、モノ、ジ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘキサ、ヘプタ、オクタ…

よし！

貴「…オルトロス、ヘラクレスさんを背中に乗っけて。」

こそっとライオンのオルトロスに話す。

希「…背中に…？」

ヘラクレスさんもオルトロスの思っていることを察せたみたい。

私が右手を挙げる合図とともに、音楽が代わった。

アラビアン風の音楽に合わせてショールを羽ばたかせながら舞台をぐるっと走り回る。

貴「…みんな、着いてきて！」コソッ

私の後ろをみんなが走って、まるでパレード。

そして、置いておいた少し大きめの輪っかをとって、宙に投げる。

すると猫達が次々と飛んで輪っかをくぐっていく。

よし！バッチリ！