ヘタリアマフィアの世界へようこそ～PART 6 (ページ34)

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サーカス☆オーディションアルページ34

朝ごはんを食べた後、ヘラクレスさんに連れられ動物達の元へ。

結局、私の他に誰が助っ人としてサーカスに出るかオーディションをするんだって。

菊ちゃんとマシュー、ルートは不参加だけどね。

「お？嬢ちゃん、まだいたのか？」グルル

貴「おはようございます、オルトロスさん。それと…エキドナさんと…エレファダスさんと…」

あ、キリンさんと猫ちゃん達の名前聞いてなかった！

希「…キリンが…カメーロパルダリス」

貴「な…長っ！」

「…カメーロパルダリスも、ギリシャ語でキリンっていう意味よ…」グルルル

エキドナさんが教えてくれる。

貴「じゃあ…猫ちゃん達は…」

8匹の猫ちゃん達がこっちを見た。

「やぁーね、私達、ちゃんなんて付けられる年齢じゃないわよ。私達は全員姉妹なの。」ニャーん

希「ネコ…は…モノ、ジ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘキサ、ヘプタ、オクタ…」

「ギリシャ数字よ。まぁ適当でいいわ。」ニャニャ

貴「お…多い…」

たぶん、みんなとは会話できる分仲良くできると思う…
問題は…

希「どうやって…支持…するか…教える…」

それなんだよ…
私の言うこと、聞いてくれるかな～

貴「どんなことをしましょうか…」

希「俺は鞭…この腕…じゃ振れないから…。」

貴「わ…私が…鞭を？！」

当てないとはいえ、鞭を使うのは少し気が引けるな…
それに鞭だったらルートが専門だよね。

鞭以外で何か…

貴「…私が口で動物達に指示を出します…。」

希「そうか…会話ができる…から。いいと思う…。…でも、お客さんに…バレない？」

貴「…まぁ、身振り手振りもつけて指示するので、その手の振り方で動物達が言うことを聞いている…ように見えます。」

練習しなきゃね。

土「おーい！お前ぇさんのお仲間がオーディションするぜぃ！！」

サディクさんが呼びに来てくれた。
じゃあ…せっかくだし、みんなのオーディション内容、見てみようかな？

オーディションはサーカスの舞台で行われた。

トップバッターはアル。

米「俺は…どんな重いものでも持てるんだぞ！それとスポーツなら得意なんだぞ！」

土「じゃあ…そこの箱、片手でいくつまで持てるかぃ？」

あれは…野菜の入った箱か。
結構重そう…

羅「あれは確か一箱50キロくらいだったな～」

１つ…２つ…３つ…６つ？！
まだまだ積み上げて行く。

そこにあった全ての箱を積み上げて持ち上げた。

勃「１…2…20個…。人間じゃないんだわ…」

見るとアルは余裕な表情。