検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:21,386 hit

サーカス体験… ページ25

お?目玉だって!誰だろう…

身を乗り出して見ていると、いくつもの檻が出てきた。

「動物使いのヘラクレス・カルプシでぃ!!」

一気に歓声がさっきまでよりも大きくなる。

隣を見るとエリザさんが興奮気味。

洪「1番人気のヘラクレスさんよ!あ!ほら、出てきたわ!」

ヘラクレス・カルプシという人は、もみあげが少し長い髪型で、ゼンマイのようなアホ毛が立っていた。

ぺこりとお辞儀をすると、檻から次々と猛獣たちがでてきた。

ライオンに象、キリンにたくさんの…

にゃーにゃーにゃー!!

貴「猫!?」

伊「うわぁ〜猫だ!可愛い〜!」

フェリちゃんは猫好きだったよね。

見事に、ヘラクレスさんは動物たちを整列させたりしている。

「それでは〜とうサーカス名物企画、猛獣使い体験だぜぃ!参加してぇ奴は手ェあげてくれぃ!!」

一斉に上る手。

でも、団長のサディクさんはこっちをずっと見てる。

洪「…この体験は、実はプレミアム席の人から選ばれるようになっているのよ。」

へ…へぇ…

裏の仕組みはあまり知りたくなかったかな…

すると、バッチリサディクさんと目が合ってしまった。

貴「あ…」

英「おい…Aのこと見てるぞ…?」

いやな予感…しかしない…

「そこにいる青いワンピースの可愛い女の子!前へ出てきてくれぃ!!」

あわわわわ…

日「Aさん…任せてください。」

菊ちゃん、ビデオカメラを持ってガッチリグッドサイン。

何を任せろというのか…

サーカスの観客たちの視線が一気に集まる。

貴「…いってきます…」

うぅ…恥ずかしい…

何とか舞台までたどり着くと、サディクさんが私の腰を持って舞台の策をこえさせてくれた。

貴「あ…ありがとうございます…」

「あそこのヘラクレスのとこまで行ってくれるかい?」

あぁ、あのお兄さんの所までね。

たくさんの動物を従えたヘラクレスさんの元まで行くと、動物の声がたくさん聞こえた。

「あ〜お腹すいた〜」グルルル
「今回はこの女の子か。」パオーン
「よし、頑張るわよ!」ニャーン

おぉ…何と自由奔放な会話…
でもここで反応したら話せることがばれちゃうな…

「……!」

ヘラクレスさんはなぜか私の顔を見て目を見開いている。

何で?会ったことあったっけ?

ガラガラガラと、急に音を立てて運ばれてきたのは5つの輪っか。

あ〜なるほど。火の輪くぐりか…

「それでは、今からこの可愛らしいお嬢さんと協力して、火の輪くぐりをするぜぃ!?」

あの男の人は…→←ついにサーカス開演!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
19人がお気に入り
設定タグ:ヘタリア , TWT , マフィア
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カルナ(プロフ) - ぷにもちさん» 私も明日更新しますね! (2016年5月6日 22時) (レス) id: 265914d7c5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷにもち(プロフ) - カルナさん» いえいえ!大丈夫ですよ♪私も更新完了です!(*^^*) (2016年5月6日 17時) (レス) id: 697ed10232 (このIDを非表示/違反報告)
カルナ(プロフ) - ぷにもちさん» すみません!更新完了しました!おそくなってすみません!! (2016年5月6日 7時) (レス) id: 265914d7c5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷにもち(プロフ) - カルナさん» わかりましたでおじゃる!! (2016年4月25日 22時) (レス) id: 697ed10232 (このIDを非表示/違反報告)
カルナ(プロフ) - ぷにもちさん» OKです!私は更新が結構遅くなると思います… (2016年4月24日 18時) (レス) id: 265914d7c5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぷにもち | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/punitaria_  
作成日時:2016年3月22日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。