ヘタリア マフィアの世界へようこそ〜PART 6

OKYサーカス団に到着！ ページ23

米「Hey！みんな見てくれよ！Aの部屋にフェアリーがいたんだぞ！？」

英「おい、落ち着け、アル。その妖精はAだ。」

アーサーも落ち着いてください。
私はフェアリーでもなけりゃ妖精でもありません。

カシャシャシャシャシャッッ

突然鳴り響くシャッター音。

日「Aさん、最高です！！」

洪「Aちゃん！こっちにも目線！！」

2人とも…カメラマンさながらのシャッターの速さだよ…

仏「やっぱお兄さんの目には狂いがなかったね。」

南伊「素材が良いんだよ！コノヤロー！」

これって褒めてくれてるのかな？

貴「み…みんな…もう行かないと…」

洪「はっ…そうだったわ。ついAちゃんをカメラに収めるのに夢中になっちゃって…」

西「その写真現像したら親分にもあげたって〜」

露「やっぱ心配だなぁ…こんなに可愛い子がいたらすぐに誘拐されちゃうよ…」

貴「大丈夫だよ。だって、いざとなったらみんなが助けてくれるからね！」

普「おう！任しとけ！」

独「兄さんでは心配だ。俺が助けてやろう。」

おぉっと…このままじゃまた言い合いが始まってなかなかサーカスに行けないな。

貴「れ…レッツゴー！」

サーカス団が来ているところまで、徒歩圏内だったからみんなでゾロゾロと歩いて向かう。

加「ぼ…僕、サーカスって初めてだなぁ〜」

貴「どんな感じ何だろうね！」

洪「オスマンの…串刺し…ヨーグルト…サーカス団。…ここよ！」

エリザさんが指さしたのは、大きい大きいサーカステント！

看板にはいろんな言葉で《オスマンの串刺しヨーグルトサーカス団》と書かれている。

独「席は…あそこか。って！あそこ…プレミアム席じゃないのか？！」

洪「ちょっと奮発しちゃったわ。だから10席しか空いてなかったのよ…」

プレミアム席は舞台のど真ん中の、1番前。
シートの色がそこだけ違っている。

エリザさん…凄…！

米「サーカス見るときになんか食べたいんだぞ！」

英「サーカス入り口付近に売店があったぞ。」

貴「あ、私もついてく！」

加「僕も行くよ〜」

アルとマシューと一緒に売店へ行く。

米「え〜と…何があるんだい？」

そういや、アルはイタリア語読めなかったね。

イタリア語で書かれているメニューに目を通す。

貴「ん〜と…いろいろあるけど…きっと、アーサーとルートとギルはビール飲むよね。」

他のみんなは何飲むかな〜

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