2-3 ページ7
緑
リビングにはもう淳太の姿はなく、
『行って来ます。昼ごはんはいらないけど、夜ご飯とっておいて。帰りは21時』
と置き書きが残っていた。
忙しそうやなぁ。
その紙を横目に、のんちゃんのコップに水を注ぐ。
緑「のんちゃん、はい、これな」
机の上には、注いだ水と抗不安薬。
薬を飲むことに対する抵抗感や嫌悪感がないのが、救いかも。
緑「今から神ちゃん朝ごはん食べていい？」
頷いたのを確認して準備に取り掛かると、のんちゃんはソファに移動した。
橙「おはよーもんち」
休みのメンバーが起き始めて時計を見ると、もう9時。
緑「おはよう。ごめんやけどフライパンの目玉焼きあっためて食べて」
橙「ええよええよ。もんちも今食べてんねんもんな。早起きしたんやろ？」
緑「おん、まあ今日は早起きしてよかったけど、、、あ、のんちゃん寝てるな、」
のんちゃんに目線を向けると、もう寝ないと言いながらもソファで横になって寝ていた。
ブランケットをかけても起きる気配はない。
緑「夜あんまり寝られんかったみたい。朝も不安感が大きくて、薬飲ませた」
橙「そうなんか、ありがとう」
照史と喋りながらご飯も食べ終わって一息、と言う前に、今度はしげが起きてきた。
赤「おはよ、昨日小瀧と寝ててんけどもう起きてきた？」
緑「起きてきたけどソファでまた寝てる。起さんといてあげて」
しげと寝てたんか。昨日俺は帰ってきたのが遅くて、全然知らんかったわ。
橙「もんちー、昨日遅かったんやろ？寝てきてもええよ？」
緑「んー、でももう朝ごはん食べたしええわ」
それにのんちゃんも気になるし。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 330人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴょん(プロフ) - 桃ジュース大好きだったのですごく嬉しいです！！何回も読みます！本当にありがとうございます！！ (2月15日 12時) (
レス) @page1 id: e4a60325cd (このIDを非表示/違反報告)
枸杞(プロフ) - 桃ジュースシリーズが独立してたくさん見ることができて嬉しいです！ありがとうございます！ (2月15日 8時) (レス) @page8 id: f902fcddf7 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - 桃ジュース大好きだったんですよ！このお話単品で作って下さりありがとうございます！！ (2月14日 18時) (レス) @page7 id: 3d054c25c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みんときん | 作成日時：2024年2月14日 15時
