1-3 ページ3
橙
本人がみんなに伝えていいというから、望の家に帰ってきて1番にグループメールで連絡。
俺がこの後仕事だといえば、もんちが暇だから来てくれることになった。
橙「望、神ちゃん来てくれるって。俺この後仕事やから」
桃「、、うん、」
今日ずっと、テンションが低めな望。
病院で診断された時に聞いたのは、不安障害との併発ということだった。
現時点ですでに、若干鬱傾向が見られたり、不安傾向が見られると。
もらった薬も、睡眠導入剤や抗不安薬、抗うつ薬といった、『摂食障害』という言葉からはあまり想像されないものだった
経験したこともあるし、少しは役に立てるかもなんて思ってたけど、想像以上、やった。
ピンポーンと軽快な音が響いて、意外と早かったもんちの到着に驚く。
緑「お邪魔しまーす、」
緑「のんちゃんおはよう」
橙「望、俺ちょっと神ちゃんとお話してくるな？」
言葉には出さないけど、頷いたのを確認して隣の部屋に移る。
橙「ふぅ、突然ごめんな」
多分、いきなりのことで動揺してると思うから。
緑「ええのええの。正直びっくりはしたけど、そんな気もしてたし、、とりあえずなんとかして元ののんちゃんを取り戻してもらえるとええね」
橙「おん、それのことなんやけど、、」
まだ現実を見てないから、俺もうまくは説明できなかったし、医者に言われたことをそのまま言っただけ。
緑「おっけ、わかった。じゃあ薬は預かるわ」
案外すんなりだった神ちゃんに目を白黒させていると、ちょっと困った顔をして続けた。
緑「お兄がそうやったから、」
知らんかったし、気まずい空気が漂う。
緑「やから、任せて。まあ、人により色々やからうまくいくかはわからんけど、、」
橙「おん。ありがとうな。あ、もうこんな時間か。本当にいきなりでごめんな、仕事行ってくるわ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 330人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴょん(プロフ) - 桃ジュース大好きだったのですごく嬉しいです！！何回も読みます！本当にありがとうございます！！ (2月15日 12時) (
レス) @page1 id: e4a60325cd (このIDを非表示/違反報告)
枸杞(プロフ) - 桃ジュースシリーズが独立してたくさん見ることができて嬉しいです！ありがとうございます！ (2月15日 8時) (レス) @page8 id: f902fcddf7 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - 桃ジュース大好きだったんですよ！このお話単品で作って下さりありがとうございます！！ (2月14日 18時) (レス) @page7 id: 3d054c25c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みんときん | 作成日時：2024年2月14日 15時
