第3話 ページ5
触れた瞬間、私と彼は光に包まれた
思わず目をつぶって、開いた時にはもう既に真っ白な空間ではなくどこかの部屋だった
「っし、無事到着っと。ここがお前がこれから住む家だ(ついでに俺の寝床)」
「へぇー、結構広いね……って、これ…」
広い部屋だと見回していると、妙に見覚えのあるものばかり目に入った
ピアノ、バイオリン、ギター、兄弟と写ってる写真、スケッチブック、その他諸々……
なんで、ここに……
「ん？あぁ、この部屋にあるもの…というか、この家にあるものの大半は、お前の心の内に深く根付いているものを反映させてもらった」
「あ、そうなんだ」
「……要らないなら…見たくないなら消すことも可能だが？」
……なんでもお見通しって感じ？
「いや、そのままでいいよ。別に嫌なわけじゃないし。お気遣いどーも！」
「そうか。まぁ要らなかったり、逆に必要になったりしたら言ってくれ。ある程度はなんとかなる」
「はーい！」
「あ、あとな、お前のこの世界での年齢16な」
「お、やったね、若返った」←
「まぁ生前の記憶引き継がれてる状態だけどな」
まぁそこはな、大体そーゆーもんでしょ←
あ、そういえば
「今更だけど、あんた名前は？」
「あー？俺に名前なんてねーよ。『補佐くん』以外なら好きに呼んでくれて構わない」
「『補佐くん』はダメなんだ？」
「『補佐くん』なんて呼ぶバカはあのバカ神だけで十分だ」
「ふーん。んじゃあなんて呼ぼうかな……」
正直補佐くん呼びしようとしてたんだよな……それが潰されちゃったからな……
「……『サポート』の頭と尻とって『サトくん』で」
「結構時間かけて考えた割に安直だったな。まぁそれでいいが」
しょうがないじゃん思いつかなかったんだもん
「んじゃA、唐突で悪いが、明日から高校に通ってもらうぞ。中身19でも今は16。バリバリ学生だからな」
「えー、また勉強しなきゃじゃん〜やだー」
「場所は都立神山高等学校だぞ」
「行きます行きます行かせていただきます」
「ちょっっっろ」
なんとでも言え！！まじかよっしゃー！！
神高来たーーー！！！
宮女か神高以外だったらちょっと泣いてた←
「あ、クラスは学校行ってから直接言われるからな〜。明日の準備はこっちでしとく」
「ありがとう〜！」
明日楽しみだな〜
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スマイル(プロフ) - 名無し89826号さん» コメントありがとうございます！頑張ります！そして、イベントの方も参考にさせていただきます！引き続き、この作品をよろしくお願いします！ (2021年4月6日 11時) (
レス) id: 2be58aa033 (このIDを非表示/違反報告)
名無し89826号(プロフ) - すごく面白くて好きです。更新頑張ってください！あとイベント俺は「いつか背中合わせのリリックを」あたりがいいです！ (2021年4月6日 2時) (レス) id: ea7fa0251f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スマイル | 作成日時：2021年1月13日 17時
