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「…パフェ？」
「そう。嫌い？」
私が選んだのは最近若者に人気のフルーツパフェの店。
少し顔を歪める紅郎とは反対に、残念ながら南雲くんはキラキラと目を輝かせている。
「大将！あれ美味そうッスよ！」
「だってよ。入ろっか、紅郎」
「…あ、ああ。そうだな。鉄が言うなら」
そう言いながらも、明るく可愛らしい雰囲気のお店に若干足が止まりつつある紅郎。
本当、優しい人だなぁ。嫌なら嫌と言えばいいのに、南雲くんに合わせてあげてるんだもん。
「いらっしゃいませー！」
店内に入って目に入るのはポップでキュートなイメージなものばかり。
さすがに紅郎、やばいんじゃないか…と私が心配に思い彼のほうを見れば、案外さっきよりは普通な顔をしている。
まぁ、ちょっと顔が引きつっているのはいるが。
「ご注文を承ります！」
「え〜と…フルーツ山盛りパフェを３つ」
「あ、A。俺、甘いのは…」
「あーそうなんだ？じゃ、私がちょっと分けてあげよう。フルーツ山盛りパフェ２つで！」
「かしこまりました！」
可愛らしい雰囲気の20代くらいの女性店員さんは、ちらりと紅郎と南雲くんを見てからその場を去った。
アイドルなだけあって目を惹くんだろうなぁ。
確かに、南雲くんはもちろん紅郎は怖い顔してるけどイケメンかどうか問われたらイケメンの部類に入る。
「なに見てんだよ？」
惜しげもなく紅郎の顔をじぃっと見つめていると、普通にバレたみたいだ。
ごめんごめん、なんでもない！と笑いつつ否定すれば、「そうかよ」と優しく笑った。
「お待たせしました、こちらになります！」
「早っ」
「早く美味しく！がモットーです！」
思わず出てしまった本音に店員さんが元気よく答える。絶対冷蔵庫かなんかに保管してたやつでしょ！
まぁ肝心の南雲くんは嬉しそうにしてるし、気にするつもりはないけれど。
「姉御っ、マジでいいんスか！」
「いいよ、お食べお食べ」
「あざーす‼ありがたく頂くッス…♪」
そう言うと近くにあったスプーンを取り、
すごい勢いでパフェを食べ始めた南雲くん。
「南雲くんってホントにかわいい…ねぇ、私も紅郎みたいに鉄って呼んでもいい？」
「？もちろんッス！大歓迎ッス！」
「紅郎、大歓迎だって」
「俺に言うな」
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ユイ(プロフ) - 凛月と夏目の絡みありがとうございました！ これからも頑張ってください 応援してます！ (2017年8月17日 7時) (
レス) id: 1d44fba4d0 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - ゆうくんをもっとください…ツンデレ (2017年8月17日 3時) (レス) id: 3046be83b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ@リズ(プロフ) - 葉瑠氷さん» ご満足いただけたようで嬉しいです！こちらこそリクエストありがとうございました！これからも是非よろしくお願いいたします…！ (2017年8月17日 1時) (レス) id: 0accffb6db (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ@リズ(プロフ) - 天音さん» こちらこそリクエストありがとうございました！書くのが楽しかったです(笑)最高なんてお言葉感謝しかないです！ありがとうございます！ (2017年8月17日 1時) (レス) id: 0accffb6db (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみ@リズ(プロフ) - うさみんとさん» いえ、こちらこそリクエストありがとうございました！応援感謝いたします！！頑張ります…！！！ (2017年8月17日 1時) (レス) id: 0accffb6db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきみ@リズ
| 作成日時：2017年8月10日 23時
