Prisonerworld【小説】

声で繋がる 【守】 【龍神 湊】 ページ48

僕は斥候部隊だからシェルターの屋上的なところで
よくわかんない銃持ってるんだけどこれって僕丸見え？ん〜じゃあ雷の檻でも作っとくか

……よしこれで大丈夫だと思うちょっと色も薄くしたから見えにくいしね

僕最近ここに来てから裏も表も気にしなくなったよな
それもここに来たおかげかも

ぼーっとそんなこと考えてるとバチッと音がした
うわぁ？！っとそこを見ると破片がこっちに飛んできてる誰かが攻撃してきたんだ
こんなぼーっとしてたらみんなに怒られちゃうな…

僕は双眼鏡で見てると人が走ってる……
あれは確か…相手の司令部隊の人？！
きっとそうだ
この声はみんなにも聞こえててそしたら颯の声も聞こえてきた
耳が…キーンって…なったよ…もう…

頑張ってって応援したあと
颯がみんなに
司令部隊にちょっかいだしにいく〜だと
シェルターの周りにいてだとか言ってる
僕は説教しないけど…颯の行動力は凄すぎるよ
これ絶対電源切ったじゃん！！

颯に言われたことだから
僕はみんなを守ろうって思った
相手の目の前を狙ってあまり近づけないようにしよう
こんなん効かないんだろうけどな
人は打っちゃっダメって蝶葉に言われてるから
銃は苦手だけど頑張ってる能力使うのも無理なんだけどさ

てかその蝶葉の声が聞こえないけど大丈夫かな…？
司令は…？嫌な予感がしたけど僕はみんなを信じて
銃をかたむけた

夢【守】【夕凪蝶葉】→←一発くらい殴らせてほしい【守】【一 颯】

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