プリンシパル 恋する私はヒロインですか

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晴香｢望はね、隣に住んでる和央のことを、

小学校に上がるまで女の子だと思ってたんだって｣

｢虚弱体質っつーの？小さい頃から弱かったから｣

｢『弱い女の子は守らなきゃ！』ってずっと思ってて

男だってわかった後も刷り込みが消えなくて今に至るってカンジ？｣

貴｢へー……黙ってればわりとイケてんのにね｣

晴歌｢うん、やっぱね、みんなそう思ってる｣

晴歌｢望がああだし、二人の間に入っていけないっぽいけど

和央も実はすごいファンみたいの多くて

『みんなの和央』みたいな『ぬけがけ禁止』的な｣

晴歌｢実際ね、夏休み前にあの2人に無理やり近づこうとした5組の子が女子全員に無視されて｣

｢今その子学校来てないよねー｣



『あ、和央だー』 『和央来たー』

和央｢あ！いたー｣

(ﾄﾞｷｯ)

和央｢まだ名前きいてなかっ貴｢おはよーございますはじめまして

転校生の住友Aといーますよろしく、はじめまして！！｣｣

和央｢………………………………はじめ……まして？｣

貴｢まして！！｣

晴歌｢何テンパってんのーA｣キャッハハハ


和央｢ふうん...はじめまして住友さん、よろしくね｣



和央｢ちなみに、今日の僕はあったかソックスはいてます｣


晴歌｢？ なんの……『あ、望ー和央きてるよ』｣

望｢何！？｣

望｢お、なんだこっそりきやがってこら！熱は｣

和央｢ないよ。こらって…｣



あぶねぇーー

もうゴタゴタはイヤだ

わけわからないもうイヤだ


さわらぬ神にたたりナシ

キジも鳴かずはうたれまい……………

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