貴族誕生~PRINCE OF LEGEND~

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今日は4人で帰りたいだろうな…

話したいこといっぱいあるだろうし、


今日はバイトがないから真っ直ぐ家に帰るつもりだったし、1人で帰ろ。
足も痛いし早めに帰った方がいいよね。


『あ！私今日こっちから帰ります！
お疲れ様でした！』

陸「送っていくよ？」


光輝「今日色々あったし」


『大丈夫です！バイトもないし、ただ真っ直ぐ帰るだけなんで、笑』

海司「そっか。じゃあまた明日。」

竜「今日はありがとう。」


『こちらこそです！
また明日！』


挨拶をして4人に背を向けた。

あぁ、足痛い…

だけどまだ視線を感じる、まだ見てる、、
ここで変な歩き方したら絶対に聞かれる…

痛む足を無理やり動かして普通通りに歩いて4人が向こう側に歩いていくのを確認したあと捻った左足を引き摺りながら家へ帰った。



『いた、痛いよ〜；；；；』


全然人がいない道なのをいい事にあまりにも痛む左足に泣きながら帰路に着いた。


『帰ったらご飯もつくらないと…でも足痛い、、、』


少し憂鬱になりながらも家までの道のりは短くもうすぐに屋根のてっぺんが見えてきた。


ちょうどみんな片付けを始めたところだったから今作り始めても間に合うはず。


いつものように手際よく作っていると誰かがキッチンに入ってきた。


ゴロウ「おお！いたのか！！」

『うん！今日はバイトなくてさ！
もうすぐで出来上がるから持って行って欲しいな？』


ゴロウ「分かった！手ぇ洗ってくっから！」


そしてそのまま外に出て"おーい！お前ら！こっち手伝えー！！料理出来てっから！"と声掛けが聞こえた。

いつの間にか夢中になっていた料理作りに足の痛みも忘れ、いつもより3品ほど多く量を作ってしまった。

『…信虎と歩夢がいるからいっか、』

あの二人、細身だけどよく食べるし。

そう思って食卓に料理を並べ食べる準備をした。

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